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鳥勝 ぶっちー

わかりにくい・伝えにくい飲食店や食品卸業者の「実績」をどうPRするか?

 

こんにちは!

昨日は色々なモータースポーツが

世界各地で開催されていましたね!

F1にmotoGP、そしてWRC!

世界のトップカテゴリで日本人が

活躍しているので、そんな週末は

楽しみです。

そんな昨日のWRC(世界ラリー選手権)

日本の「勝田貴元」君が2位表彰台を

獲得するという快挙を達成しました!

出典:トヨタ自動車

 

トヨタの勝田貴元が大躍進の総合2位

リンク:Yahoo!ニュース

 

日本人が表彰台に上がるのは

実に27年ぶりとの事。

とても感動しました。昨年の佐藤琢磨の

Indy500制覇の時もそうでしたが、

「攻め続けなければ成功は無い」という

姿勢には感動させられますね!

ぶっちーです。

 


 

 

さて、そんな日本人として27年ぶりに

表彰台獲得となった勝田くん。

もはやモータースポーツで活躍する

世代は自分よりかなり下の世代になって

しまったのだなあと、時代の変遷に

うっすら恐怖すら覚えますが、

現在28歳の彼は下世話な話、この先

余程の事が無い限り食いっぱぐれる事は

ありません。

 

なぜなら、日本人としてWRCの表彰台に

立ったという”実績”」ができたからです。

ドライバーとしての腕ももちろん証明され、

将来引退したとしてもラリーチームの監督や

コメンテーターとして、ラリーという競技が

無くならない限り彼の仕事も無くなりません。

 

この「実績」というモノの説得力はとても

大きな効果を発揮します。

モータースポーツという特殊な環境では

なくても、です。

 

 

僕たちの日常生活に少し近付けてみて、

例えば「建設業の事業者」であれば、

・大きな現場やビルの施工を担当した

・国道の敷設に携わった

なども「実績」ですし、

 

「製造業の事業者」であれば、

・加工が難しい○○を製造し納品した

・数百分の一の精度が求められる部品を製作した

なども、全て「実績」です。

 

他にも事の大小を含め、例を挙げれば

キリはないですが、共通して言える事は

「普段やっている仕事を説明する事で

自社の強みをアピールできる」

という所にあります。

 

「自分の会社はこんな事ができるよ」

という説明を顧客にする時に、一番良い

説明であり、一番説得力のある説明になりますね!

 

 

1965年 昭和45年 岩倉市 鳥勝

 

それでは、その「実績をPRする」といった観点で

見ると、僕たち食品業界や飲食店はどうなるでしょうか?

 

・〇〇という料理が提供できます?

・〇〇という肉を納品できます?

 

やはり工業系の事業者に比べると

普段やっている仕事を例に挙げての

「実績による自社のPR」は難しい(弱い)

と言わざるを得ません。

「こんなメニューがあります」とか

「こんな商品を売っています」という

ただの広告になってしまいます。

 

この事は、僕たちが売っている物、

提供している「食品」という物は、

誰もが常日頃触れている物・事の

延長線上だからと考えられます。

自分が全く触れたことのない工業品

などに比べると、想像ができる範囲の

中にあるものです。

 

その為、食品関係では「コンテスト」や

「表彰」で実績を獲得するという動きもあります。

ちゃんとした料理人さんのコンテストなども

多くありますが、少し前話題になった

「からあげグランプリ」や「モンドセレクション」

などの「実績を獲得する為の」コンテストと

捉えられても仕方がないものもあります。

 

 

上の画像は某○○コンテストの受賞者の

一部ですが、こんなに「金賞」ばっかりだと、

コンテストの意味はあるのか?と

思ってしまいます。 が、裏を返せば

それほど僕たち食品業界は「実績」に

飢えているという事にもなります。

 

 

もちろん、実績に頼って営業してゆく

事だけが正解だとは思いませんが、

「実績」でPRすることが難しい僕たち

食品関係の事業者は、様々なツールを

利用してPRを行ってゆかなくてはいけませんね!

 

個人的には、飲食店や食品販売業でもこの

コロナ禍の中生き残っているという事だけでも、

充分「実績」と言っていいと思いますが。

 

 

色々な事にアンテナをはって、それぞれの

「実績」に繋げられるような商売を

行ってゆきましょう!

 

 

それでは今回はこの辺で!

また次回!

 

 

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