鳥勝 ぶっちー
今年度の食品衛生責任者再講習会は「冊子を熟読するだけ」になりました
2021年10月30日
こんにちは！
10月も終わりに入り、コロナの新規感染者数も
ずっと少ないままです。
世間は一気にコロナ禍前に戻ったような活気で、
鳥勝のお客様も飲食店を中心にご依頼が
戻ってきているという実感があります。
それどころか、あまりにも一気に注文が入りすぎて
体と気持ちがまだついて行きません笑
どうかこのまま、新型コロナがおさまって
行くことを願っています。
ぶっちーです！
さて、今回は
「食品衛生責任者」の話です。
食品に関わる業者様であれば、必ずこの
食品衛生責任者がお店に1人はいるはずです。
この食品衛生責任者ですが、本来は
２年に１回、「再講習会」を受ける必要があります。
※自治体や管轄保健所によって違います。
愛知県の江南保健所管内は、上記の通りです。
食品衛生責任者の養成講習会を終えると、
こんなプレートがもらえます。
何故かマジックで名前を書くという
でらチープな作りですが、飲食店をはじめ
営業許可を受けている施設の見える所に
掲示しなければなりません。
そんな食品衛生責任者の再講習会ですが、
今年は「中止」という決定がなされました。
その代わり、皆様の元にはテキストが
届きます。
なんと今年は、このテキストを読んだ事により
「再講習会を終えた」という事になります！
コロナ禍で人を集める事は避けた方がいい
世の中ですが、これは楽ですね！
個人的には、毎回このようにしてほしいくらいです。
まあ、保健所から直々に話を聞けたりする
機会ではあるので、当然対面の方が
良い事はわかっていますが。。。
肝心の内容ですが、やはり
「食中毒」の話が中心です。
当たり前ですが、食品衛生責任者というのは
「食品」の「衛生」の責任者です。
そのお店や施設で「食中毒」を出さないように
する事が命題となっています。
テキストでは、食中毒にはどのような
種類があるか、どのような状況下で
起こりえるかなど、近年の傾向や対策も
指導されています。
そして何より改正された食品衛生法の
「HACCP」です。
これについては、本当に新型コロナ騒動が
無ければ、今頃飲食店さんはこのHACCPの
対応に追われていたと思います。
まあ、コロナ禍が過ぎれば否が応でも
このHACCPに準拠した食品の衛生管理を
しなくてはいけなくなるので、皆様
今のうちからできる事をコツコツやっていった方が
いいと思いますよ！特に、従業員の体調管理や
冷蔵庫、冷凍庫の温度を「記録」する事。
「記録を取る」という事がこのHACCPの
第一歩でもあり、肝でもあります。
全ての項目に目を通したら、晴れて
今回の食品衛生責任者再講習会は完了です笑
付属されている終了シールを、プレートなり
衛生手帳なりに貼って、いつも以上に
衛生管理に気を付けましょう！
まだまだ新型コロナ禍からの脱却は
完全にはできませんが、どんどんいい兆しが
見えてきている事は確かです。
出遅れないように情報をしっかり掴んで
前へすすんでゆきましょう！
それでは今回はこの辺で！
また次回！
