関戸 崇
簡易ウェルポイント
2019年8月15日
今日までお盆休みです。関戸です。
今日は過去の工事で簡易ウェルポイントを設置したのでご紹介します。
地盤の状況と水位の高さに関係があるのですが
砂地で水位が高いと
掘削中に底面からの砂地が吹き上げてくることがあります。
ボイリングと呼ばれる現象です。
大変危険な状態ですのでそれ以上掘り進めることができません。
が
急にウェルポイント頼んでもなかなか来れるわけないし
せっかく掘削したのに埋めるのも・・・
というときに、簡易ウェルポイントを使用します。
水中ポンプと異なり、土中の水をくみ上げることができるのです。
ライザーパイプを2、3本打ち込むまで水が必要なので
実は掘削深さが深いときや過去の経験から地質がわかっているときは
当日の朝から準備してますw
2、3本打ち込んだら現場からくみ上げた水を利用して打ち込みができますよ♪