鳥勝 ぶっちー
包丁をマイクロスコープで見てみたら
2019年9月7日
こんにちは!
台風が近づいているみたいですね!
今日は地域の防災訓練に参加するので
臨む姿勢も少し変わりそうです。
ぶっちーです。
さて、新しいおもちゃを手に入れた
ところで、今回は「骨スキ包丁」を
マイクロスコープで見てみようと
思います。
せっかくなので、包丁を研ぐ前と
研いだ後でどのような変化があるのか
その変化を確認したいと思います。
まずはいつもの骨スキ包丁。
かなり尖っているように見えます。
しかし拡大してみると・・・
遠目で見るのとだいぶ違いますね!
この倍率でも、実はあまり尖ってない
事が分かると思います。
さらに倍率をあげると……
もう「平ら」!!
しかもガタガタ!!
この画像だけ見ると、よくもまあ
「刺す」動作が出来たものだと思います。
さて、ここでいつものように骨スキ包丁を
研ぎます。
どれほど変わっているのか、僕自身も
楽しみです。
???
あまり変わってない…?
「刃」の部分はとてもきれいになって
鏡のようになり「黒く」写っています。
さらに拡大すると…?
「台形」止まりですね笑
僕の腕不足が露呈する形となりました。
※これでも、研ぐ前よりかなり
「刺し捌く」動作はやりやすくなっています。
お次は、「切れ刃」を見てみましょう。
包丁の「刃」のついている部分です。
骨スキ包丁は片刃の包丁なので、こちらは
斜めに刃がついている方になります。
刃の先だけ少し違う角度が付いているのが
分かるでしょうか?
これは、だんだんと切れ味が無くなって
きた包丁をシャープナーで整えた事に
依るものです。
こう見ると、全然整ってない事が
分かりますね。
研いだ後はこうなります。
ちょっと拡大しすぎで良くわからない
かもしれませんね笑
シャープナーの跡も無くなりました。
傷により、研いだ方向までわかりますね。
最後は「裏押し」部分です。
これは片刃の包丁で「平らな部分」になります。
先程の刃先の反対側になります。
こちらの部分は「平ら」でなくては
いけません。
少しだけ「影」になっている部分。
こちらもシャープナーによる凹みです。
拡大してみると、両側から
シャープナーを当てた事により
「両刃」に近い形になってしまっている
事が分かりました。
これを研いでみると……
このように、影もなくなり「平ら」に
なりました。
研ぎによる傷はとてもよくわかりますが、
拡大して見なければとてもキレイです。
さらに拡大。
砥ぎ傷が凄いですね!!
研いだ方向もよくわかりますが、
「砥ぐ」という事は包丁の金属を
削っているという事がとてもよく
わかりますね!!
包丁の拡大画像、なかなか見る機会は
ないと思いますが画像を撮っていて
一番僕が興奮していました笑
これからしばらく、包丁を研いだ後は
マイクロスコープで状態を確認
しなければ気が済まなくなって
しまいそうです笑
それでは今回はこの辺で!
また次回!