塩井 隆夫
技能実習生等向け技能検定を受けてみた結果(その2)
2019年11月29日
皆さんこんにちは。
エンタです。
先日の足場組立検定試験のコツを書いていきます!
正面図です。
なにが大事かと言うと、敷板から100㎜行った所がジャッキベースのスタートです。
コレがまず絶対です!
敷板を2枚平行(1.8mピッチ)に置いて、どちらかの一方のカドから100㎜計りジャッキベースを置きます。
ココで、釘でジャッキベースを固定
しっかり固定して下さい。
次に隣のジャッキベースを設置しても良いのですが、ジャッキベースを固定せずに縦枠(図面のきじゅんたてじ)を設置し、ジャッキベースをあとから固定する方法もあります。
先に600㎜計ってジャッキベースを固定し縦枠を設置するか、ジャッキベースを600㎜の所に置いておき縦枠を設置後ジャッキベースを固定するか。
方法はどちらでも問題無いと思います。
速い方でどうぞ。
コレを左右1箇所と内寸2200㎜の所に左右1箇所設置します。
縦枠を設置した時に水平器で確認して下さい。
もしも水平が取れていない場合はジャッキベースで調整して下さい。(水平器で確認する事も試験項目の様です。)
縦枠設置後に天端の足場板を設置します。
筋交いを入れても良いのですが、天板の足場板を入れた方がサクッと入ります。
このあとに筋交いを入れます。
ココまで来ると側面に単管をはわすだけです。
図面にも書いてあるとおり、下から1500㎜に1本、200㎜に1本、横に単管が入ります。
大事な事は各寸法!
寸法だけは絶対に死守です!
で、この単管の出かたを忘れるようですね。
当然ですが、水平器を当てて水平の確認はして下さい。
もう1つコツというか忘れやすいのですが、あくまでも足場の作成です。
と言う事は安全帯をしている訳です。
一番忘れがちな安全帯を使用しながらの作成!
とにかくココには気を付けて!
減点の対象です。
以上が技能検定の実技試験です。
このあとに学科試験があるのですが、実際は結構良心的です!
そりゃ日本為に来てくれてる彼らを帰すような事はまずありません!
皆さん。大丈夫です。安心して下さい!!
1日前にしっかり教えていればバッチリやれますし、日本語も大丈夫ですよ。
自身持って試験を受けて下さい。
がしかし、例外もあるそうで素行の悪い子や自ら帰りたい子はやはり試験に積極的じゃ無いそうで落ちるらしいです。
それではまた。