水越 たかゆき
塩害も怖いけど錆も怖い
2020年1月24日
こんにちは、ダグムスの貴之です。
めちゃめちゃ仕事詰まってて更新おくれがちです、ごめんなさい。
いつもありがとうございます。
て、行ってる傍から今回のは手が掛かるレギュでしたね・・・w
スタンダードピストン方式というのは大変耐久性に優れ、部品点数
も少なく、コスト的にも非常に優秀です。
がしかし、部品点数が少ない=分解できる箇所が少ない
ですので、ピストンが引っ張り出し難い!
汚れがひどい場合は取りだすのも一苦労。
この場合、偶にウチが預かるレギュで思いっきりピストンをペンチ等で
挟んで引っこ抜いたと思しき状態の物が持ち込まれますが、
絶対に止めて下さい!といいたいです。Oリングの収まる水にキズを
つけたり、下手したらHPシートの収まっている箇所を変形させてしまいます。
形状修正が出来ない場合はピストン交換になってお高く付きますよ。
タンク取り付け口から思いっきり海水飲んでるなぁ。
フィルターは完全に目詰まりしてます。
恐らく非常に空気の流れが悪く、呼吸が渋かったと思います。
内壁もこんな感じです。
此処まで海水が入っている場合はタンク自体に海水が混入している
可能性が高いです。錆も付いてましたし。
オリフィス部もシッカリ錆のダメージがありますね。
こういう時は流石のステンレス製でも錆が固着しています。
問題は錆を落としても、腐食部分がヒケてしまっている場合がある事。
汚れを落としてみないと何とも言えませんけどね。
ぎりぎり刃先は錆がついてないかな。
詳しくは外して見てみましょう。
ではまたっ