水越 たかゆき
こういうこともありますょ。。
2020年5月2日
こんにちはダグムスの貴之です。
今年はGW のお休みを長く取っても良いかな?とか思っていましたが、
とりあえずお問い合わせやら御依頼を頂く事が多くて結局今日までお店開けてます。
このご時世に有り難い事です。この先はどうなるかは判りませんけど・・。
因みに、GWお休みは5月3日から6日までとなりますので宜しくお願い致します。
たまにはウチの掃除でもしますか・・。
とかいってモデルガンやプラモデル作ってそーですw
僕はキャンプ、バイク等のアウトドア系も趣味ですが、
こういう外出制限でも、そういったインドア趣味もあるので割と困らないという・・w
ちょっと前の話ですが、O/Hしたばかりの器材をご返却した後の1本目の
ダイビングでいきなりゲージが水没したっ!とお叱りを受けたので、
連絡を受けた時点で多分そうだろうな、とは判っていたのですが、
早速お送り頂き、中身を確認しました。
はい、こんな感じでした。
ケースのキズや表面のスレ具合からみても
そこそこ使ってはいらっしゃるようですね。
そこでケースよりゲージを取りだし、
裏面を見ると本来あるはずの安全栓が抜けてます。
そして中から海水が溢れてます。
こちらはスレスレでも、まだ作動に問題はない同タイプのゲージ。
裏にはオレンジの栓がシッカリと入ってます。
ケースそのものが割れたりしていない限りは水は入りません。
※今回の画像はたまたまTUSAさんのゲージですが、どこの製品でも起こりうる故障です。
安全栓の方式の違いはあれど残圧計は高圧の空気が充満する「部屋」です。
異常があった場合にはどこかでガス抜きをしなくては危険です。
高圧になってケースが破裂する前に栓が取れる仕組みになっています。
と言う事は思ったよりも安全栓が簡単に取れてしまう可能性はあります。
安全栓は決してピンセットなどでいじらないでください※
よく聞かれるのですが、通常、「ゲージそのもの」は分解しません。
またネック部分のOリングは洗浄交換しますが、そこから浸水する事もありません。
よほど特殊な場合(またご紹介することもあるかと)だけです。
弊社では出荷前に水中でテストします。
もしその時に安全栓が取れていたなら出荷前に浸水しています。
ので目視と合わせてチェックは出来ます。
今回のケースについての考察ですが、海外に持って行かれたとの事で。
航空機の気圧差。航空便での荷物の手荒な扱い、等もあったかと思います。
以前には弊社に航空便で破損したと思われる
ダイビング器材運搬ケースの修理等も持ち込まれていました。
ただ、やはりお客様としましては「最後に器材を触ったのはお宅でしょう」という
お考えも当然だとは思います。
ですので、まず弊社までご一報下されば然るべき対応を取らせて頂きます。
アフターサービスですから。
因みに今回の場合はメーカーさんとも協議の上、
お客様の御納得のいく形で収めさせて頂きました。
ではまたっ。