田中(いわくら不動産)
「安い」で探すときに注意する点は・・・
2020年5月19日
こんにちは~
いわくら不動産センターの店長です
さてさて
不動産屋の店長ブログを
「安い」で
探すときに
注意する点は・・・
今回も、不動産を探している人に
よくある・・・な話を
中古一戸建をお探しの人で、
「とにかく
“安い”物件を
紹介してほしい!」
そうお話をされる人もいるんです。
「いくら位の戸建をお探しですか?」と聞くと多いのが
う~ん・・・
1000万円以下?
と言われる人も多いです。
この話はもちろん地域によって違ってきますが、金額は別にして、とにかく安い“戸建”を探している人って結構多いんです。
こういった話で注意しなくてはいけないポイントがあります。
安い戸建を探している場合
①建物の築年数
②室内外のリフォーム
③土地の大きさ
ココをしっかりと「把握して探している人」はなんの問題もありません。
逆に言えば、ココをしっかりと「把握していない状態で探している人」は、探していてもなかなか難しい状態になります。
順番に説明していきましょう
①建物の築年数
金額の「安い戸建」になれば、基本的には建物の“築年数”が経過している戸建が多いため、経年劣化や損傷があると思います。
もちろん住むために購入するケースが多いので、住むための補修が必要になることを把握しておくことが重要です。
②室内外のリフォーム
①の補修の必要がある場合、室内・室外(外壁や屋根)などのリフォームが必要となってきます。
リフォームには費用がもちろんかかります。どこまでの費用がかかるのかを把握しておくことが重要です。
「安いと思って購入した戸建でも、リフォームがかかり結局高くついてしまった」
なんて話も多いので注意が必要です。
③土地の大きさ
上記の①②はそれなりに補修が必要で、費用がかかることを把握している人は多いです。
この③について理解をしていない人が意外と多いです。
「土地の大きさ」がなぜ「安い戸建」に関係するのか?
建物は古くてもいいんです
古い建物がついているから安く買うことができる
こう思っている人が多いんですが、価格には“土地”も含まれています。
いくら建物がボロボロでリフォームが過大にかかる建物であっても、
“取り壊し”をして“土地”として売却することは可能です。
更地にして“土地”として売却をするよりも、安く売却することは基本ありません。
例えば、、、
土地の面積(大きさ)が50坪ある土地に、築40年以上の古い建物が建っている不動産があるとします。
建物が古いから1000万円くらいで買えるかも?と思う人もいますが、
この地域では土地の坪単価が1坪30万円で売却ができる地域だとすると
更地にして50坪×30万円=1500万円
更地にする費用が200万円かかるとしても、単純に土地で1300万円
古い建物が建っているからといって、1000万円以下という価格で
足元を見られて売却する必要が売主様にとってありません。
だから、
こういった地域で1000万円以下で売却をしている中古一戸建を見てみると、
土地面積が20坪~30坪前後の“面積(大きさ)”しかない戸建が多いです。
築年数が経過している古い建物にもちろん無い(ゼロ)に近い評価・価格しかありません。
ただし、土地には経過している年数は関係ありません。
ココの考えを忘れてしまっている人も多いんですね
もちろん
安い戸建が
無い訳では
ありません
ただし、
築年数や
リフォーム費用
土地の大きさに
注意しながら
探していかないと
結果、求めていたものと
違ってくる話もあります。
あと、注意する点としては
どう考えてもコレ安いと思った中古一戸建てがあった場合
土地が“借地”であったり、“再建築(建て替え)”ができない土地であったりする場合がありますので
よく概要を読んで調べておいた方が良いと思います。
これらが悪い訳ではありませんが、これも求めているモノと違ってくる可能性もありますので要注意です。
今回はこのへんで
それではまた次回
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