鳥勝 ぶっちー
「のし」の蝶結びと結びきり
2020年5月21日
こんにちは！
先日夕方外出から帰って来た時に
なんと運転席のドアを開けっぱなしで
僕は家に入ってしまっていたようで。。。
そのまま夜通し運転席のドアは
開けっ放し（笑
朝、嫁に起こされて大目玉でした。
（もちろんシラフでしたよ！）
しかも運悪く夜の間に大雨が降って
運転席は水浸しに笑
余分な仕事が増えてしまいました。
自分のせいですが・・・・・
最近気が抜けているぶっちーです。
さて、鳥勝は名古屋コーチンの生肉を
扱っていますが、「贈り物」として
使って頂ける事も多々あります。
そこで「贈り物」や「進物」として
送る時に欠かせないのがこれです。
「熨斗」「のし」です。
熨斗（のし）とは本来、贈り物に
つける飾り物であるとされています。
御中元やお歳暮、何につけても
気持ちを表す事が出来るので
「熨斗つけといて！」という
お客様も多いです。
そんな贈答用につける熨斗ですが
現代では飾り物ではなく「熨斗紙」として
贈り物に張り付けられます。
そんな現代の熨斗である「熨斗紙」は
水引がつけられており、その水引の形により
お祝いの内容が使い分けられます。
「蝶結び」と
「結びきり」です。
この２種類を使い分けます。
まずは「蝶結び」
こちらの方が
使用する事が多いです。
蝶結びはご存知のとおり
「ほどいて結びなおす」事ができる為
何度繰り返しても喜ばしい事
の時に使われます。
◎お中元
◎お歳暮
◎内祝い
◎出産祝い
などの時に使われます。
もう一方は「結びきり」です。
こちらは結びきりという通り
「ほどく事の出来ない」結び方の為
繰り返すと良くない事
に使用されます。
こちらはほとんどが「病気」関係です。
◎お見舞い返し
◎退院祝い
◎快気祝い
などです。
入院は繰り返してほしくない事なので
こちらの結びきりが使用されます。
因みに、この結びきりが
「水引１０本」のものになると
「結婚関係」の熨斗に使用されます。
熨斗についている上のマーク、
「なんか縁起のいいマーク」という
印象ですが、こちらが本来の意味での
「熨斗（のし）」です。
このマークが本体です。
これは「のしあわび」と言って、
あの海産物の「鮑（アワビ）」を表しています。
本当であれば、贈り物には本物のアワビを
使った「飾り物としての熨斗」をつける
のですが、なかなか現代ではそうはゆきません。
そこで「のしアワビ」はこのようなマークになって
熨斗紙に添えられています。
ちなみに、伊勢神宮などでの神事では
現在でもお供え物に本物のアワビを使った
「熨斗」が添えられているそうですよ！
何気なく使っている熨斗紙も、
さまざまな意味が込められていますね！
それでは今回はこの辺で！
また次回！
