水越 たかゆき
3年以上使ったBism製レギュレーター修理。。
2020年9月8日
こんにちは、ダグムスの貴之です。
最近、我らが岩倉商工会青年部では早朝ツーリングなる楽しそうな催しが開催されていまして、
僕も誘って貰えるのですが、ウチの場合は僕がいそいそとバイクの準備してると、
ニワトリの様に早起きの長男が午前3時頃から(!)起きてしまって、
収拾がつかなくなる懸念が多く、中々早朝ツーリングにいけません・・泣
御長男も変なところで空気読んだり察しが良くて困ったもんです。
まぁ可愛いですけどw
察しが良い悪いは別にして、壊れる前兆が掴めないのはダイビング器材です。
外見がキレイでもゴム類の劣化が著しく進んでいる場合。
内部の部品の損傷が外観からは判らず、ある程度の時間使ったら
いきなり破損する器材とか。。いろいろあります。
まあ定期的な点検とオーバーホールが安全なダイビングへの一番の近道ですよ!
そんなこんなで、、
「いきなり水中でフリーフローしたんですー。」とお客様から連絡がありまして。
どれくらい使われましたか?とお聞きしたらば「ん~、3年はつかったかな?」
と言われてビックリw 流石にそれは使用限界ですよーwと
・・・何事もなくて良かったです。
はい、開けたらお約束のHPピストンの破損です。
はっきりいってBismさんのレギュは此処がキモです。
此処以外は余りトラブルは有りません。
そうは言っても、メーカー推奨のO/H時期は守って頂いた方が無難です。
やはり1年もしくは100ダイブでO/Hをするのが目安かと。
ついでに3年間と言うとメーカーも各部品の改良が進むこともあります。
此方のセカンドステージのチューブベースという部品。
左側のガ破損している部品。右側が改良部品。
折れた爪部分が大きく伸ばした改良をされています。
以前のモデルは爪部分がまっすぐ一本の棒状のみでした。
長い事洗ってグリスアップしないと、金属部分でも劣化が進むことがあります。
塩害というか、メッキが劣化してます。
定番のOリング類の硬化、変形も然りですね。
勿論全てのメーカーの部品が破損したりするわけでは有りませんが、
部品供給の方法の変更。部品自体の改良、等など
色々あります。
「1年もしくは100ダイブ」は、有る程度の目安ですが結構理にかなっているのではないかと思いますよ。
現地に持って行った時点で壊れた!は一番イヤですから。。
次回、改良部品組みます。
ではまたっ。