水越 たかゆき
見積り続き
2019年7月15日
こんにちは、ダグムスのたかゆきですー。
ふと気づいたら、2019年7月なんですね。
予言では1999年の7月に恐怖の大王が降るはずだったんですが・・・。
結局、大王は降らずに20年も経ってしまいましたねw
大王は降ってこなくてもお仕事は降ってきますよーに!
はい、相変わらず見積りです。
年数が経つと、こんな箇所が傷みますよ。ということでも見て頂けると。
基本的にホーススイベルはもろに塩噛みしますので回転が重くなりがちです。
外すと判ります。グリスが切れる→無理やり回す→Oリング損傷→
エア漏れる の順に起こります。
スプリングとシートキャリアは密接な関係性の為、汚れが付着するとすぐに作動に
影響がでますのでご注意。
メクラネジのOリングは動作せずに密封された状態なので、余計に変形が進みやすいです。
ヨークスクリューも固い!
もし動かなくなってしまった方はプラハンマー等でガンガン叩いてやると動くことが多いです。
久々使おうと思ったらだめだった方や力いっぱい閉め込み過ぎて外せなくなってしまった方々、
お試しくださいませ。
汚れがきついレギュで肉厚の薄いパーツをはずす際は、力の入れ加減に注意!
一定方向のみにばかり力をかけていると、撓んでしまい、余計に外せなくなってしまいます。
折角の多角形。たまには工具を掛ける位置をずらしてみて外します。
やはり、年式相応の部品が入ってました。
現代の、100万回の呼吸に耐えるというHPポペットに交換しましょう。
1st内部のオリフィス部はそこまでの腐食は見受けられません。
此処は交換できないので助かります。
使いっぱなしで内部に海水が溜まったまま保管しているとオリフィスに
腐食により穴が空いてしまって
大変高額な修理になる事もあります。
概算をお出ししましたので作業を進めております。
しっかり薬品洗浄。
先に御見積の御依頼を頂いた際は、大体の御見積はお出ししてから作業は進めますが、
やはり作業を進め出してから更にダメな部品が見つかる場合も有りますので、
見積り作業は「目利き」が必要になる場合も多々ありますね。
ではまた!