水越 たかゆき
BCジャケットとウエイトベスト バックル交換&補強
2020年10月2日
こんにちは、ダグムスの貴之です。
ダイビング器材はハードに使われます・・・。
特に機動隊や自衛隊その他プロの方々。
タンクの下敷きになったり、放り投げられたり。
前に聞いた話ではフル装備のまま、ヘリから海に飛び降りたら、水圧でBCジャケットが
破裂したから何とかしてくれ。なんて話もありました。
さすがに破裂したジャケットの修理はむりなので、お買い上げいただきましたが・・w
そりゃ壊れますよ。
普通は壊れないところが・・w
今回の修理は・・・
リベットにポンチにワッシャー。普段使わない部材を用意しました。
バックルが壊れただけで使用されなくなってしまったジャケットがゴロゴロしてるとのお話
でしたのでバックル交換です。
まずはベルトだけ切り離して、バックルを通して、位置決めです。
今回はあくまでこんな修理です。
という内容なので穴開け加工の時の写真はカット。
ていうか穴をあけながら写メ取れませんでしたw
これだけの厚いナイロン生地が普通にポンチでは穴が開くわけがない。。
逆の発想から思いついた、ある簡単な方法で穴をあけました。
で、リベット留め。
頑丈さを出すために3か所にしました。
裏側から見たらこんな感じ。
引っ掛かりはありません。
ウエイトベスト、各ベルト補強しました。
アクアラング製のBCジャケットの丸いバックルは割れてしまったので
スタンダードなバックルに交換しました。
見た目はちょっとアレですが、頑丈さはピカイチです。
左肩の元のベルトが付いてた痕。
この後穴開けしました。
Dカンのベルトは小さいリベット留めです。
もちろん全部の生地を貫通させてリベット留めしてあります。
おまけ。。
失敗しまくったリベットの残骸と今回大活躍のリベッター。
なんでも道具次第ですねぇ。
うちの仕事場はなんやかんやいろんな工具がおいてありますねw
普段やらない内容の作業でしたので結構苦労しましたが、あとは現場での耐久テストを
してもらいましょう!
ではまたっ。