まちゃお伊藤
自然樹形の剪定
2020年10月13日
かなり大きなカツラの木です。
高さは10mには届いていないですが、葉張りは10m超えです。
それもそのはず、これは一本の木ではなく三本のカツラで一本の木のようになっています。
株立ち(寄せ株)というわけでなく、三本で一本です。
株元の写真を撮れば良かったのですが、時間もなく撮れずじまい…
後悔先に立たず!
お客さんからのご注文は、
・このままの雰囲気
・建物側の下枝をなるべく外す
・駐車場側の下枝は残す
でした。
自然樹形を保った剪定は大和屋の得意とするところ!
こちらのお宅の前の御庭番は、所謂「庭師」さんだったとお見受けします。
全体的に同じ箇所でハサミをいれる仕立て気味な剪定がされていました。
自分がこちらの御庭番になって4年程経ちましたが、なんとかスッと枝が伸びてくれるようになりました。
最初の年は結構苦労しましたがなんとかカツラらしくなってきました。
剪定後です。
混み合っていた枝を払い、全体的に透かしつつ切り戻してあります。
また次回剪定するのが楽しみです。
それと昨年葉数を増やす処置を施した丸葉柊。
全体的に葉数も増えて調子も良くなっていました。
一安心です。