水越 たかゆき
ドライスーツ修理
2021年2月28日
こんにちはダグムスの貴之です。
ビミョーな花曇りですがバイクでひとっ走りしてきてから、
ブログ書きに会社へやってきましたよー。
今日は革ジャン着て走ってましたが、とあるラジオパーソナリティの方が革ジャンは
年間数日間しか気持ちよく着られる日が無い、と常々言っていまして「まさかぁ」
と思っていたのですが、革ジャン買って着てみたら納得でしたw
雨に濡れようが寒かろうが傷つこうが気にしないなら、いつでも着ますけどw
どうしたって手軽な化繊のジャケット(MA-1)等に手が伸びる。
一回コケた時に革ジャンの丈夫さは身に染みてわかっているので、
革ジャンはしっかりと育てていきたいと思ってます。
同じ「スーツ」でも完全に消耗品なのはこちら。
ドライスーツです。(ウェットも同じですが)
特にドライですと大事なのはこちら!
首回りと手首廻りのゴム系部品。
写真は修理後なのですが、シェルドライの場合、経年劣化と身体からでる脂などによって
加水分解が進み、ボロボロになってしまうのです。
とてもじゃないですけど革ジャンみたいに育てられませんw
特に首。気密どころか、頭を通しただけで裂けてしまいそうな状態もちらほら。
どうしてもラテックス系はその辺りが弱いです。そして交換が難しい。
なので弊社の取引業者さんではラテックスからネオプレーンに交換しています。
こんな感じ。おそらく劣化に対してはネオプレーンのほうが数段上でしょう。
リスト部(手首)に関しては今回はそこまでの劣化が見受けられなかったので、
チェックのみとしました。
そのほかに、ブーツなんかも交換修理お受けできますー。
今回はありませんでしたが、背面部分のシール付きファスナーなんかも交換いたします。
ドライのバルブは弊社でO/H致します。
ドライスーツで難しいのは、漏れてる部分を直しても他が漏れてきてしまう事があること。
どうしても劣化というのはその部分だけではありませんからね。。
経年もそうですが、スーツを使うほどにあちこち劣化は進みます。
要所要所で直すしかなさそうですが、気になる個所は最初にお知らせ頂けると
しっかりと業者さんと相談しますので、一発で直りますよっ。
ではまたっ。