まちゃお伊藤
大谷石 塀補修
2021年4月6日
いきなりですが「Apple Music」に加入しました。
庭師の前は音楽関係の仕事をしていた位、音楽好きなので音楽なしでは生きていけない大和屋。
なのでCDの保有数もかなりあります。
ただ、それを携帯で聴こうと思うと全てパソコンに取り込まないといけない…
今までは必聴盤だけ取り込んで聴いていましたが、色々聴きたい自分にはストレスでした。
これがサブスクに加入することでノンストレス!
素敵な物だと思う反面、Appleの思う壺だと感じる今日この頃。
剪定がひと段落した最近は外構関係の仕事をしています。
これは今入っている現場で建物リフォームに伴う外構工事。
タイル交換の打ち合わせを左官屋さんとしました。
自分でやれないこともないのですが、現場打ち合わせの段階から段取りで力の差を見せつけられ、やはりプロに任せて良かったと感服しました。
ところ変わって水道屋さんの先輩から、
「道路工事の際に塀を倒してしまったから補修して欲しい。」との依頼。
この塀で使われているのは「大谷石」という素材。
昔はブロック塀より大谷石を使った塀が多かったのではないかという位、古い建物では使われいます。
最近また見直されてきていて、ちょこちょこ見かけるようになってきました。
ただ、経年劣化に弱い印象があります。
写真でもお分かりいただけるかと思いますが、表面がボソボソになってしまっています。
とても風化しやすい石なので、今回も軽く寄りかかっただけらしいのですが崩れてしまったみたいです。
コンクリートブロックと違って鉄筋も入っていないので尚更ですね。
ある程度の形の石はモルタルで積んで、
これ位の細かさの石はボンドで貼っていき、それでも出来る隙間にモルタルを塗っていきます。
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お客さんに仕上がりを確認してもらって作業終了。
先述した通り、古い大谷石の塀は鉄筋が入っていません。
ちょっと触っただけでも崩れてしまうので、注意してくださいね。