鳥勝 ぶっちー
食品衛生法新基準、手洗い設備の自動水栓化についての続報!営業更新への影響は?
2021年5月23日
こんにちは!
どうやら、緊急事態宣言も
延長が検討されているそうですね。。。
おおよそ分かってはいましたが、
やはり今回の緊急事態宣言での
打撃は大きいです。
その反面、ワクチンを接種した
人数は国内でも600万人を
超えたという話なので、収束に
向けて着実に進んではいます。
もう少しの辛抱だと信じたいですね!
ぶっちーです。
さて、そんなコロナ禍の中、
食品衛生法が2021年6月から
新しくなるという事は、本ブログでも
お伝えしている通りです。
その中で、我々飲食業界に深く
関わってくる改正の一つに
「店の自動水栓化」というものが
あります。
上記リンク記事の3月2日時点で
分からなかった事、新たに分かったことが
いくつかあるので、まとめてみました。
①新規立ち上げでは自動水栓必須
これはまあ、予想の範囲内の事でしたが
これから新しく飲食店や食品関係の
事業を始められる方、
手洗い設備の「自動水栓化」は必須です。
自動水栓ではないと「営業許可が下りない」
との事です。
※保健所によって指針が違うこともあります。
もしかしたら猶予期間があるかも?
が、少なくともこれは決定ではないかと聞いています。
②「手洗い設備」以外は自動水栓ではなくてもいい?
どうやら、「食材を洗う設備」や
「調理に関わる水栓」などは
自動水栓ではなくてもいいようです。
調理場に入る前や調理場内、
鳥勝で言うと食工処理場に入る前の
従業員の衛生状態を保つための
「手洗い設備」に限りそうです。
③営業許可の「継続」に関しては猶予期間あり
現在既に営業しているお店の、
「許可の継続申請」に関しては
手洗い設備の自動水栓化は猶予期間が
結構ありそうです。
と言っても1~2年程度だとは思われますが。
どのみち手洗い設備の自動水栓化に
対応しないと、そのうち営業許可が
下りなくなる事は間違いなさそう。
④まだ「ロングレバー等」で良いのかは調整中?
出典:カクダイ
前回も少し触れましたが、上記のような
ロングレバーハンドルなどで
今回重要な点である「手で触れない」
という目的に合致するのかはまだ
あやふやなままです。
ロングレバーハンドル等で大丈夫なら
各事業者の金銭的な負担は少なくて
済みますので、期待したいところです。
⑤国や県からの補助金対象になる公算が高い
この自動水栓化、各種補助金の
対象になる(なっている)可能性が
非常に高いです。
すでに鳥勝のある岩倉市では
「感染症対策設備の補助」の
項目に「手洗い設備の自動水栓化」も
組み込まれています。
他の市町でも対象に入っているかは
分かりませんが、補助金の出ているうちに
さっさと導入しておいた方がいいかも
しれません。
自動水栓、結構値段しますからね~。
以上、ざっくりですが現在までに
(2021.5月末時点)わかってきた事を
いくつかご紹介しました。
あ、自動水栓に関してですが
どうやらここ10年程、各メーカーさんが
ぞくぞくと新しい商品を出されているようで
中には「電源がいらない」
自動水栓もあるようですね!
出典:INAX
水が本体を通る力をコンデンサに溜めて
電磁弁で開閉するというタイプの物も。
恥ずかしながら全く知りませんでしたが、
これなら手洗い設備の周りにコンセントが
ない事業者でも、付け替えだけで
対応できそうです。
こちらは同様に電源のいらないタイプの
開発秘話だそうです。こちらはTOTOさん。
技術の進歩はすごいですね!
とにかく数年以内に食品に関わる
事業者の「手洗い設備」の自動化は
既に法律で決まった事。
いろいろな情報を得て、スムーズに
対応しましょう!
それでは今回はこの辺で!
また次回!