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黒木優

融点が低いモノへのハンダ付け

こんにちは!

 

さきほど通り雨が降ったのですが、ちょうど製品の搬出や納入と重なり、おかげで荷物がベタベタに💦

やっと拭き取り作業が終わりました…

 

 

さて今日は、『融点の低いモノへのハンダ付け』という内容で書きたいと思います。

 

 

とある機械加工業者さんから、「亜鉛棒と真鍮をハンダ付けして欲しい。」とのご依頼がありました。

話を聞くと、ウチではない別の「ろう付け」をされている業者さんにお願いしたところ、亜鉛棒がどうしても溶けてしまうとの事。

そこでHPを見たお客様からウチへご依頼が。

 

そんなに亜鉛棒は溶けやすいのかと調べてみると…

 

融点は「419.5℃」

 

ハンダの融点は、鉛の含有量でかわりますが…

 

「約183℃ 〜 217℃」

 

だいたい200℃くらいの違いはあります。

 

 

ちなみに「ろう棒」の融点が、これまた銀の含有量で開きがありますが…

 

「約620℃ 〜 920℃」

 

亜鉛棒より高いです。

ろう付けの感覚で行おうとすると当然、亜鉛棒の方が先に溶けてしまいますね。

 

融点さえ分かって、気をつければ施工は可能だろうと。

とりあえず2〜3個試作をしてみる事になりました。

 

 

融点の低いモノへのハンダ付け

↑↑とりあえず1個ハンダ付けしてみました。

 

注意事項として、

「亜鉛棒の接地面にハンダが付かないこと」

これは部品に取り付けた際、接地面が平らになっていないと上手く通電しないため。

 

あとは当然「接地面が溶け落ちていないこと」

「真鍮部分のネジ山にハンダが付着しないこと」

など、けっこう神経を使う作業でした。

 

ちょっとでもハンダを流す場所や、熱を加えすぎると起きてしまう欠陥項目でしたから。

 

 

ちなみに今回ハンダ付けに使用したバーナーがコチラ。

 

融点が低いモノへのハンダ付け

つまようじほどの火が出ます。

本当に細かいモノへのハンダ付けなどに使用してます。

ちなみに奥にあるのが普段よく使用しているバーナー。

 

ハンダ付けやろう付けを行う部品などに合わせて使い分けてます。

 

 

試作をチェックしてもらい、OKをもらいましたので、量産へ…

 

融点が低いモノへのハンダ付け

ざっと100個以上。

 

久しぶりに精神的に疲れた仕事でしたw

 

 

以上、『融点が低いモノへのハンダ付け』でした。

 

 

それでは。