田中(いわくら不動産)
「セットバック」ってなに?? その①
2019年7月2日
皆さん、おはようございます
いわくら不動産センターです
東海地方はそこまで被害が
でなかったようですが
九州南部では
崖崩れなど大雨による被害が
でております
まだこの梅雨による雨も続きそうですし
今後も十分にお気を付け下さい
本日のブログは
「セットバックってなに?? その①」
不動産(土地・戸建)を購入する際に
見たことや聞いたことがあるかもしれない
「セットバック」
これってなに??
って思われてる人に今日はご説明を
それでは、
セットバックとはなにか、、、
建物を建築をするための土地には
建築基準法で、道路の幅員が4m以上
(地域によっては6mの場合もあります)の
道路に、2m以上間口が接していなければ
いけません
道路の幅員が4m以上は、
防災等を考えると、消防車や救急車など
緊急車両が通ること、入れることができる
道路を整備し、街づくりをしていく考えですね
しかし、、、
昔はここまで自動車が家庭に普及
車の車種も増え大きな車も増えることを
考えていないので
1間(約1.8m)や2間(約3.6m)といった
道路の幅員で整備されることが多かったんです
皆さんの家の周りの道路でも細いところ
ありますよね。。。
そこで、、、
今現在住んでいる人の、家や土地に
「道路分の土地を4m確保できるように
してください!」
といっても現実的に難しいので
これから建てる場合や、建て替えをする場合に
「土地を後退「セットバック」して
建ててください」
となったです!!
ですから、
現状が4m未満の道路に家を建てる場合に
セットバックが必要になります
では、
どのようにセットバックの
幅はどのように決まるのか?
例として
3mの道路に面している敷地の場合
どれだけセットバックをしなくては
いけないのか?
幅員4mの道路を確保したいため
道路の真ん中からお互い2m控えて
いきましょうとなります
今回はイメージ図作成しました ↓
上記の図のように
現状の道路が3mの場合、
中心線の部分が1.5m(3mの半分)になり
2m確保するためには、
2m―1.5m = 0.5m
セットバックについては
お互いに50㎝下げることになります
ちなみに
道路の向かい側が
川や崖や線路の場合はどうなるのか?
これらの場合
“お互いに”ができません
ですから、、、
こちらもイメージ図を ↓
そう!
片側だけで4mが確保できるように
セットバックしなくては
いけません
3mの道路の場合、
1mセットバックが必要になります
4m未満の道路において
「土地を購入し建物を建てる場合」や
「ブロック等を積む場合」
そして、
「建て替え」をする場合に
セットバックが必要になってきます
※現状4m未満で建物やブロックが
建っていたりするところでも
建て替えをする際には必要になります
今までは良かったから
今後なにかをする際も
大丈夫ってことではありません
ココはポイントですね
少し長くなりましたので
次回のブログで
よくあるご質問?
セットバックの費用?
気をつけること?
などのお話をしようと思います
今日のブログはここまで♪