田中(いわくら不動産)
「ハイヒールのサンダルを履いた女性」らしい
2019年7月27日
皆さん、おはようございます
いわくら不動産センターです!
本日、東海地方に
台風が接近しています
雨・風、洪水など災害の
心配もありますので
皆さん気をつけてくださいね
さて本日のブログは
「ハイヒールのサンダルを履いた女性」らしい」
です。。。
ハイヒール?? 女性??
なんの話と思った人も
多いと思いますが、
もちろん不動産に関係したお話です
今回お話をするのは
『不動産の徒歩表示』についです
よく不動産の資料やネットを検索すると
「○○駅まで徒歩×分」
「○○小学校まで徒歩××分」
と表示されているのを見ますよね
この時間表示(徒歩所要時間)
どのように計算されているか
知ってますか?
道路距離80mにつき1分間を要する
で計算するんです
これは
「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」の
第10条「物件の内容・取引条件等に係る表示基準」
に記載されているんです
(不動産の広告などの表示をするときに
イロイロと定められているものですね。)
徒歩所要時間の計算ですが、
ポイントとして③つあります
ポイント①
出発地から目的地までの直線距離ではなく、
実際の道のり(道路距離)をもとに距離を表示
しています。
つまり、駅から徒歩所要時間であれば
対象不動産から地図上で直線で結んだ距離ではなく
実際の道路を使って道のりを計算して
測るんです。
(たまに、えっコレ直線じゃないの!!
って表示はありますが…)
また、改札や駅のホームまでの距離ではなく
一番近い駅の入り口までの距離で
計算がされてますね
ポイント②
信号や踏切などの待ち時間は計算しません
実際に道路を歩くときは
信号や踏切などがあります
信号や踏切などの待ち時間は
計算に含まれません
つまり!
ただひたすらに目的地まで歩く時間なんです
ポイント③
1分未満の端数は切り上げとなります。
実際に徒歩何分になるかを
求めてみましょう!
徒歩1分=80m
たとえば駅まで500mの場合
徒歩での計算式
500(m)÷80(m)=6.25
1分未満の端数は切り上げになるので
【徒歩所要時間7分】
となります
ちなみに、、、
タイトルにもしましたが
どうやって
80mにつき1分に決まったのか?
この基準は、
実際に、健康な女性が
「ハイヒールのサンダルを履いて」
歩いた平均の分数を計測
この時の平均分速が80.3mだったことから
【徒歩1分=80m】
という基準ができたと
【言われています。。。】
徒歩所要時間といっても、
公正に表示する為の基準があり、
そのために実際の時間と誤差が
生じる場合があります
現実的には
お子様を連れて歩くママさんなど
様々な状況や人によって
歩くスピードは違ってきます
実際は、ちょっと多めに時間を
見ておくといいかもしれません
また、通る道順によっても時間が
数分ことなることがあります
今回のブログは
ご存じ方も多かったかもしれませんが
豆知識的な、、、情報も
ブログでご紹介していきますね
今日のブログはここまで♪