〒482-0042
愛知県岩倉市中本町西出口31-1
TEL:0587-66-3400
FAX:0587-66-3417

頑張る中小企業を応援します!

活動報告一覧INFORMATION

水越 たかゆき

シャーウッド製レギュレーター マグナムⅡ(ピカピカ!)O/H その③ 完了

こんにちはダグムスの貴之です。

暖かくなって良いのですが、花粉症の自分はつらいです。

なんだかんだ言って冬に軽く鼻かぜひいて、春は花粉症で

一年間の1/4位の期間、鼻が壊れているのもどうかと思いますねw

 

この地方の中日新聞には載りましたが、

来週4月16日は青年部仲間の若園製作所さんの場所で「青年部マルシェ」が行われます!!

コロナ禍ですっかりイベントが行われなくなってしまいましたが、

現青年部長達の力により、久々のイベントが行われます。

我らが青年部の「岩倉焼きそば」をはじめとして、

キッチンカーも多数参加との事でお時間ある方はぜひ!

お問い合わせは岩倉市商工会(0587-66-3400)まで。

※久々のイベントなので当ブログでも宣伝させて頂きました。

 

閑話休題。

すっかり綺麗になったシャーウッドレギュレーター。

と言いたいところですが、洗っただけできれいになりゃ誰も苦労しませんw

シャーウッド製 マグナムⅡ 磨き上げ

↓ ここまでひどいと当然メッキまで浸食されているので。。

シャーウッド マグナムⅡ 1st 汚れ

メッキ自体も落とすくらいまで磨きます。

ルーターのビットも様々な形状素材(砥石からフェルト研磨剤等)の物を駆使して、、

シャーウッド製 マグナムⅡ 磨き上げ

チカチカに磨きます。

磨いただけではエクボもは治らないので

シャーウッド製 マグナムⅡ 磨き上げ

ちょこっと添加物を加えて穴埋め&研磨&メッキ掛け。

左手に持っているゴムのシーリングが、きちんとシール出来ないと

また海水が入ってしまいます。肝心なのはシーリングの傘の端っこの部分。

ちゃんとブリードバルブが作動していれば問題ないのですが。

シャーウッド製 マグナムⅡ 磨き上げ

さてさてブリードバルブの心臓部ともいえる部分の状態はというと。

相当海水が入っていたので、細かな金属を焼き固めて作った「焼結金属製フィルター」

が完全に目詰まりを起こしています。洗っても落とすのは難しく、

別売りのフィルターのみは販売しておりません。

普通はピストン毎交換なのですが、お値段が張ります。。。

そこで・・焼結金属のフィルターを外します。

シャーウッド ピストン フィルター

んでもって元の穴に叩き込む!

叩きすぎやパーツの向きに注意。

※ここまで何回もフィルターを入れては出してを繰り返してます。

(かなり慣れを必要とする作業です。安易にマネしないでくださいね)

シャーウッド ピストン フィルター打ち込み

嵌めなおしたフィルターの位置を適正なポジションに調整できれば、

シャーウッド ピストン フィルター打ち込み

このように適量の泡が出ます。

※泡が出過ぎてはすぐにタンク内のエアーがなくなりますし、

出なさすぎは折角きれいにした1st内部に水が入ってしまいます。

(ここまで調整するにはかなり慣れが要ります)

タンクからエアが供給されているかぎり、1stからエアが出っぱなしですが、

故障ではありませんよ念のため。

シャーウッド製のレギュを使っていらっしゃる方。

ホントに稀にですが、

リゾート地のガイドさんから「1stから空気漏れてる」といわれることが有るそうですが、

これで正常なのだという事を教えてあげましょう。

シャーウッド マグナムⅡ ブリードバルブ作動調整

セカンドステージ内部もきれいに汚れを落として、

シャーウッド マグナムⅡ 内部汚れ きれいに

↓ サビサビだったネジwを外してから(洗う前の画像です)

シャーウッド マグナムⅡ 排気ティサビサビ

新たにステンレス製のネジを入れます。

錆びたねじ交換

↓ 塩でガジガジのオクトパスも

NAC2000 オクト分解

こんな感じになりましたよー。

勿論、研磨もかけてます!

NAC2000 機関部 掃除完了

そんなこんなでかなり時間がかかりましたが無事に且つ

綺麗に!← ここ大事(笑)

正確に作動するように組み上げました。

シャーウッド マグナムⅡ O/H完了

ちょこっと聞いたことが有りますが、通常作業時間にプラスして

追加時間10分でお幾ら、みたいな工賃のお仕事を見ると羨ましいww

弊社のオーバーホールでは作業時間が長くても工賃は変わらないのですが、

内容的から見たらお得な作業内容だと自負しております。

自己満足ではなくて、お客様本位ですよ!

ではまたっ。

部員名CATEGORY

過去記事ARCHIVE