水越 たかゆき
スキューバダイビング用 タンクの耐圧検査及びバルブO/H
2020年12月19日
皆様こんにちは、ダグムスの貴之です。
またまた久々の更新になってしまいました・・・(-_-;)
あれやらなきゃこれやらなきゃとバタついている間に1日1日がバタバタと過ぎて行ってしまう悪循環。。
何事も腰を据えて行わなければダメダメですね・・w
弊社では提携業者によるダイビング用タンクの耐圧検査もお受けしております。
タンクの耐圧検査はさすがに専用設備がなければできません。
バルブのオーバーホールは弊社にて行っております。
今回はそんなお話。。
因みにある近隣の自治体の河川にタンクが捨ててあったことがありました。
いくら不要だからと言ってそれは違法行為ですよっ。
せめて専門業者にご相談くださいっ!
そんなこんなで今回はおひとりでタンク3本持ってらっしゃる位、
ダイビングがお好きな方からお預かりしました。
ん~。まあまあ腐食してますね。
バルブハンドルも回し難い。
ちゃんとバルブO/Hせねば。
イギリスレンチなどを用いて、「しっかりと」固定できる箇所で
バルブを外しましょう。
この写真の様に、どこでもよいからとひっぱたくと
それはもういとも簡単に破損しちゃいます。工具をかける場所は×慎重に選んでください。
勿論!!残圧がないことを確認してからバルブは外すこと。
普通は内圧が掛かっていたら回りませんけどね。
そこそこ汚れているバルブです。
各部のOリングも交換です。
一番大きなネック部のOリングです。
硬化して平べったくなってしまってます。
バルブシートは最もよく擦り減ります。高圧と摩擦に耐えてますからね。
バルブ本体内部にオリフィス部がありますが、こちらはまぁまぁ綺麗かな。
結構タンクの耐圧でひっかるのはネックの錆による穴開きなど。
といいつつ、しっかりときれいになって帰ってきましたタンク本体。
目視検査と各部計測などをして、必要であれば内部もサンドブラストをかけてきれいにしてくれます。
勿論外装もきれいに塗装してきてくれます。いつも有難うございます。
この写真では撮りきれなかったですが、きれいになってます。
各部清掃、グリスアップしたバルブを取り付けて完了です。
偶にはレギュレーター以外のねたもよろしいかと。
ではまたっ!