水越 たかゆき
スキューバプロ製 MK20 レギュレーター オーバーホール 後編
2021年6月26日
こんにちはダグムスの貴之です。
じめじめな天気が続いています。
皆様、体調にもお気を付けください。作り置きをした食材なども痛み易い季節ですよー。
前の晩作ったおみそ汁などを翌朝、学校行く前に子供らが飲んでいたりするのですが、
しっかり温めてねっ!と頼んでいいつつも、温めすぎには注意しているんですがねぇ。
温め具合が難しいですが、チンチンになっているとすぐには冷蔵庫に入れられません。。
以前、人生初の作ったカレーは季節柄、自分の管理不行き届きで
一回食べただけで腐らせてお釈迦にしてしまったこともあります・・。。
自身も胸が痛みましたし、嫁さんにも惜しまれつつ処分しましたが、
痛んでしまったものは仕方ありません。。
昨今何かと話題の食品ロスに繋がらないように
色々作った食材も無駄なく消費していきたいと心掛けていきます。
そう考えると弊社の仕事はロスには繋がっていない、長年眠ったものでも再生させている仕事ですっ!
と胸を張って言えるお仕事なのではないかと!!(普通に考えて、通常の保管状況では主にゴムや
プラスチックの部品が腐ることは、ほぼほぼ無いですからねw)
閑話休題。
真面目に仕事しますww
先週からの続きです。
お預かりしたMK20レギュレーター。
相当に腐食はしていましたが、
まずは特製酸性薬品で洗浄。
その後いつも通りアルカリ洗剤の入った超音波洗浄機で洗浄。
2周洗いましたがね。。
メッキの剥がれとメッキの残りの入交りの箇所は散見されます。
そんな時は一思いにまぎ手しまったほうが良いです。
荒れたメッキの面と真鍮面が凸凹になりますからね。
当分の間はしのげます。
本当に真鍮面が痛んでしまったときに部品交換を検討してみても
良いと思います。交換するべき部品はさっと交換する。
使える部品はなるべく使う。弊社の基本スタンスです。
また同じようにメッキが痛んでも延命できる部品はなるべく使います。
特に部品代のお高い箇所などはよく考えます。
お高い部品=大きな部品
という場合は多く、単価を抑えることができる修理を目指しています。
ということで、しっかり洗浄。
各部品も磨き上げ。きれいに磨いておけば、やはり塩分被害の進行具合が全く違います。
先ほど洗浄した1st内部。
しっかり磨いておきましょう。
各部、部品の点検を行ったうえでの、
しっかりと組み上げ調整を行います。
問題あれば組みなおし。いつも同じ山を登ってますw
ではまたっ!