まちゃお伊藤
チャボヒバ剪定
2019年7月15日
「ムクゲ」
夏の訪れを感じる花ですね。
どんな場所にも植えれて、花付きも良いのでお庭では重宝されます。
そして花が長く楽しめる!
ただ花の寿命が短いので、2,3日くらいで落ちてしまいます。
それでも次から次に咲きます!
掃除が若干大変ですが…
今回は「チャボヒバ」の剪定です。
ヒノキの園芸品種で、昔から日本庭園で生垣や背景で見かけます。
ヒノキより成長が遅く、そこまで大きくならないのも特徴ですね。
今回の剪定は、3年振りに鋏を入れるお庭です。
よく見かける剪定は「玉散らし」や「刈り込み」などの仕立てが多良いのですが、こちらのお庭は自然仕立て。
自然な雰囲気を残しつつの剪定です。
そして、下の写真ですが
お分かりになりますか?
ここの部分です。
チャバヒバの葉は
これなんです。
チャバヒバの木なのに、違う葉が混じっていますね。
「先祖返り」という現象で、もともとヒノキの園芸品種である為、ヒノキの枝が出てきてしまうんですね。
チャボヒバに限らず、園芸品種にはよくあることなんですが、残しておいてはいけないので迷わず切ります。
そのままにしておいてもチャボヒバの葉に戻ることはないし、樹形が乱れてしまいます。
完了です。
背景になる木を剪定することで、お庭全体の風通しが良くなり、窓を開けても涼しい風を感じれますよ。