鳥勝 ぶっちー
ニワトリは食べさせるエサによって肉の色味や卵の黄身の色に差が出る
2024年11月22日
こんにちは!
急に寒くなってきましたね!
我が家では居間のエアコンが
そんな寒くなってきたタイミングで
壊れてしまい、買いかえる事にしました。
しかし頼んだ空調屋の先輩も
最近とにかく忙しいらしく休みが
全く取れていないそう。
なんとか無理をしてスケジュールに
ねじ込んで頂きました。
感謝感謝ですが、どこも人手不足が
深刻なんだなあと改めて思う出来事に。
ぶっちーです!
さて、今日は鶏のエサの話です。
ここ数ヶ月、今まで取り扱っていた
養鶏場さん「稲垣種鶏場」さんに加え
新たに「米系のエサだけ」を食べさせて
名古屋コーチンを育てている農場さんからも
名古屋コーチンを少量仕入れて、
扱わせて頂いています。
肉の品質は正直、やはり稲垣種鶏場さんの
方がかなり良い事は変わらないのですが、
その話はまた、別の機会にでも。
そんな「米系のエサだけ」を食べて
育ってきた名古屋コーチン。
やはり普通の飼料で育った
名古屋コーチンと比べ、
変わっている部分もかなり多いです。
その中でも今回は、
「卵の黄身」にフォーカスして
見たいと思います。
卵の黄身、実は鶏が食べるエサによって
とても差が出てきます。
特に色味。
一般的には、黄身の色を濃く黄色に
する為に様々な対策をするのですが
(※例えば、色味のつきやすいパプリカ
などをエサに配合したりします。)
今回取り扱いを開始した名古屋コーチンは
色味とは反対のところにある、
「米系のエサだけ」を食べさせています。
比べた画像を用意してみたので
早速見てみましょう。
まずは、今まで取り扱っている
「普通の」名古屋コーチンの卵。
キレイですね!
まるで何かの卵の広告みたい。
黄色味が強く、張りもあって
ザ・生卵という見た目です。
それでは、今回の米系エサのみの
名古屋コーチンの卵はというと、、、、、
これです!
黄身の色がかなり薄い!!
予想以上の白さです!
もう、白身に気持ーち、
色を付けたレベルです。
何か画像をいじくったわけでは
ありません。
とにかく米系のエサで育った
名古屋コーチンは、卵の黄身も
以上に白っぽい事がわかりました。
さらに比較を楽しむために、
目玉焼きも作ってみました。
こっちが普通の名古屋コーチンの卵で
こっちが米系のエサで育った
名古屋コーチンの卵で作ったもの。
明らかに違いますね!
焼いても、生卵の時に比べ全く色味は
かわりません。
左が普通の名古屋コーチンの卵、
右が米系のエサで育った
名古屋コーチンの卵です。
ちなみに、味は全く変わりませんでした。
不思議ですね、黄色が濃い方が
味が濃いと勝手に思っていましたが
目を瞑って食べ比べてみましたが、
味はほとんど変わらないという結果に。
人間の「思い込み」ってやはり怖いです。
この今回ご紹介した黄身が白い卵、
少し調べてみたら敢えてこの黄身の白い
卵を産むような鶏を育てて、事業化
している方もいらっしゃるようです。
生卵はあまり面白そうではありませんでしたが
この「白い卵」を使ったオムライスなどは
かなり見た目が変わっていて、インパクトがあり
お客様にとって付加価値となるのでは?
と思いました。
鳥勝でとれる卵の数は知れているので
事業化はほぼ難しいとは思いますが、
色々な付加価値を模索して商売を
してゆく事は良い事ですね!
それでは今回はこの辺で!
また次回!