田中(いわくら不動産）
フラット35の不適正利用・・・
2019年8月31日
皆さん、こんにちは
いわくら不動産センターです！！
今日で
8月も終わりですね～
子供たちも夏休みが終わります
夏休み最後の土日に
残っている宿題をみて
ゾッとした記憶が・・・
皆さん今年の夏はどうでしたか？？？
今回は
最近少しニュースになっている
話題を少しだけ・・・
独）住宅金融支援機構が
「フラット35の不適正利用懸念事案に係る調査結果」
を公表しました
フラット35ってなに？
って思った人もいるかもしれません
簡単にいうと
数ある「住宅ローン」の商品の中のひとつです
銀行と住宅支援機構がタッグを組んで
貸し出しを行っている
住宅ローンの商品です
住宅金融支援機構とは
国土交通省と財務省が管轄する独立行政法人
国から独立している機関ではありますが
国の機関みたいなものですね
話題を戻しまして
フラット35の「不適正利用懸念事案」
についてのお話を
事の発端は・・・
2018年9月に特定の
住宅売り主および不動産仲介事業者が関与した
フラット35の融資案件が
『投資目的での利用』
『住宅購入価格の水増し等の不適切利用』
の疑いが発覚。。。
疑いのある113件を対象に、
事実関係を調査したお話です
18年10月～19年8月の期間に
融資申し込み時に提出された書類一式の精査
および居住実態調査を実施した上で
顧客への面談等によるヒアリングを行なったそうです
その結果、、、
調査対象113件のうち面談した105件について
不適正利用の事実を確認
融資申し込み時点からの「投資目的利用」
および「住宅購入価格の水増し」が
104件
「住宅購入価格の水増しのみ」が
1件
そもそも
住宅ローンの利用は、基本的な要件として
購入しようとする不動産に
本人が日常的に居住する義務が課せられているため
「投資用物件」は住宅ローンの対象外
基本、
自分の家のためのローンが
住宅ローンになります
だから投資用に買う家は
住宅ローンを使うことができない。。。
それを知っている人は
多いはずなんですが
なぜこういったことが起こるのか・・・
それは住宅ローンが
長期借り入れが可能なうえに
金利が低い！！！
投資用のローンも
もちろん各銀行さんなど取り扱ってますが
住宅ローンほど長期でもなければ
金利も低くない
そういったことも含め
住宅ローンを使って、、、
と考えてしまう人が多いんですね
まぁ利用者だけが悪いわけではなく
そういった話をもっていく業者なども
いますので、、、
また、水増しして住宅ローンを
借りることもできません
家以外のものを購入するために
多く借入をしたり
手元に現金を残したりなどは
できないです
不適正利用が確認された案件には
「借入金の一括返済を求める」
等の法的措置も含めて
厳正に対処していくそうです
旨い話に話には
なにか裏がある、、、
気をつけなくてはいけないですね
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