水越 たかゆき
レギュレーター内部のカビの発生に注意!
2022年9月3日
こんにちはダグムスの貴之です。
もう夏が終わりかけな気分です。やはりお盆過ぎからは少しだけ涼しくなりました。
ちょっと前になりますが、子供ら二人も海水浴に連れて行きました。
手前が長男ですね。濡れた砂を掴んで泥団子作りかけてます(笑)
奥が次男です。今から潜る直前です。正しい海水浴の姿w
カビが生えるとは、ジメっとした梅雨のイメージだと思いますので、
本来なら夏の終わりより前にお知らせしなくてはならなかった本日のお題ですが、
ダイビング器材は使っていれば常に湿気っている印象もあるかも。
今日はそんなレギュレーターの中にカビが生えてしまったお話です。
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※※お食事中の方はお食事が終わってから読んでください※※
去年の12月のO/H履歴シールがありますのでそんなに期間は経ってません。
結構使われた感にはありますがね。
オクトパスはまぁこんな感じでしょう。
比較的高年式のわりに中々歴戦の勇士感がありますねw
外観の感じから内部の汚れも想像した位の程度でした。
綺麗にする甲斐があります。
此方はメイン機のS560レギュレーター。こちらも貫禄出てます。
かといって、カビまで生えているのは貫禄ありすぎやろww
風の谷のナウシカに出てくる人かが見たら「肺が腐ってしまう!」とかいって
卒倒しそうですw
別にその人でなくてもこんな呼吸する直近にカビ生えてたらイヤですよね。。
付着物を見て判断するに、元々は有機物が付着した為にカビが生えてしまったようです。
ここまで歴戦の勇士感のあるレギュレータをお持ちの方がそうであるとは
考えにくいのですが、万一、波酔い等で吐しゃ物が出てしまった場合は、
シッカリとレギュレータを水洗いしてくださいませ。
自分も大学時代、小笠原の海で海底方面ばっかり見てたら酔ってしまって
レギュレーター内部に思いっきりリバースしたことが有ります。
学生時代に家業を手伝っており、セカンド内ににイロイロ塊が入ったら
また自分がそれを吸ってしまう事があり得るというのは理解していたので
すかさずセカンドからオクトに変えて、海中でセカンドをバシャバシャ濯いでた記憶があります。
リバースした物のお釣りをもらうのは避けたかったのでww
実際はカビを吸っても死んでしまうような事は無いと思います。
この状態を見たら絶対にこのレギュレーターは使いたくはありませんが。
先ずはシッカリ洗います。
落としてみて判りましたが、さすがにプラスチックの内部までは浸食されてないようです。
綺麗に落とすことができました。
長期間、カビに晒されたままだったら判りません。
因みにシリコン系のパーツは直ぐに浸食されてしまいます。
柔らかめの素材はやはりカビなどに対しては侵されやすいですね。
幸い、今回のレギュレータの「柔らかめ素材群」は無事でした。
因みに機能部品に関しては、まぁこんなもんでしょという感じの汚れでした。
カビが生える前に器材はメンテに出してくださいね!
ではまたっ。