田中(いわくら不動産)
媒介契約どう選べば・・・?
2019年9月9日
皆さん、こんにちは
いわくら不動産センターです
東海地方は
台風の被害あまり聞かなかったですが
今朝のニュースで関東地方など
交通機関など様々な形で
雨・風による被害がでています
8月から9月は台風シーズンですので
まだまだ気をつけていかないといけませんね
前回のブログで
媒介契約書の種類について少しお話を
しました
今回は
媒介契約どのように選べば良いのか?
のお話を・・・
媒介契約の種類は
前回もお話をしましたが
媒介契約には3つの種類があります
① 一般媒介契約
② 専任媒介契約
③ 専属専任媒介
今回はこの3つ媒介契約をどのように
選べば良いのか・・・?
どのようなメリット・デメリットが
あるのか・・・?
のお話を
どう“選べば”よいのか・・・?
一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約
どのように選べばよいのか・・・?
この3つの種類、やはり種類ごとに
メリット・デメリットはあります
① 一般媒介契約
一般媒介契約の特徴として
依頼者(売主様)は、複数の不動産会社に
依頼をすることができます
メリット・デメリットは
メリットとして、、、
1社にしか頼むことができない
専任媒介契約・専属専任媒介と違い、一般媒介は
複数の不動産者に依頼する事ができます
1社に限定されない分、複数の不動産会社に依頼が
できるので、専任・専属専任の不動産会社が
販売活動に積極的でない場合、なかなか成約に
なっていかないなどのリスクは回避することができます
デメリットとして、、、
複数依頼ができる分、依頼者(売主様)は
やはり手間がかかります
また、専任媒介や専属専任媒介と違い
どこの不動産会社が売主担当となるか
わからないため、依頼を受けている不動産会社の
販売へのチカラの入れ方が違ってくる場合もあります
複数の不動産会社に依頼できる分
依頼する側がコントロールしなくてはいけない部分が
発生してきます
② 専任媒介契約
専任媒介の特徴として
1社の不動産会社に限定して依頼をします
もちろん1社の不動産会社に依頼はしますが
不動産業者間のネットワーク
「指定流通機構(レインズ)」に登録しますので
売主様(依頼者)の担当を限定するだけで
購入希望者を探す不動産会社に紹介をしていくので
数多くの不動産会社が取り扱うことには
変わりはありません
メリットとして、、、
1社に限定して依頼をすることで
そこに任せておくことで依頼者(売主様)の手間が
かかることは少なくなります
また1社に限定していることによって
依頼された不動産会社のチカラの入れ方が
変わってくる不動産会社が多くなります
デメリットとしては、、、
1社に限定をすることになるため
その不動産会社がどのような販売活動を
してくれるのかで大きく変わってきてしまいます
不動産売買の仲介での取引の場合、
仲介手数料が唯一の報酬としていただくお金です
この仲介手数料ですが
売主側・買主側、双方が支払うことになります
売主側となる不動産会社、買主側と不動産会社
それぞれ別々になる契約もあれば、
売主側・買主側が同じ不動産会社で契約になる
場合などがあります
つまり、
依頼者(売主様)から媒介の依頼を受けると
必ず売主側で仲介手数料をいただくことになります
だから、、、
不動産会社は売主側の担当になりたいので
売却物件を専任や専属で依頼を受けたいと
なるんですね。。。
もちろんメリットとしてお話をした部分については
しっかりとしたメリットになるのですが
売主側の担当会社になりたいだけの不動産会社に
頼んでしまいなかなか販売活動を
積極的にしてくれない場合に
一番困ってしまうのが依頼者(売主様)になります
こういった見極めは大事になってきます
③ 専属専任媒介
専属専任媒介の特徴としては
専任媒介と同じく1社に限定して依頼をします
メリット・デメリットについては
基本的には専任媒介契約と変わりがありません
ただし、1点だけ大きく違うところがあります
デメリットになる可能性があるのが
依頼者(売主様)がみずから購入者(買主様)を
見つけてきても、必ず専属専任媒介の場合は
取引に不動産会社が入ることになります
例えば
専属専任媒介契約を締結したあと
身内や知り合いが購入したいとなった場合
契約など細かく取り決めをしなくても良いと
思われる人であっても
必ず不動産会社を通して契約をしなくては
いけません
不動産会社を通して契約・・・
つまり、、、
先程もでてきましたが“仲介手数料”を
必ず払わなくてはいけないんです
身内や知り合いが買う場合で
細かい取り決めや条件面などのトラブルの
可能性が低い場合など
直接、個人間だけで売買してしまう事例は
確立的には低いですが
そういった場合でも必ず取引に不動産会社を
通さなくてはいけないんです
大手や古参な不動産会社では
この専属専任媒介が多いんです
決して悪い事ではないと思いますが
当店では基本この専属専任媒介は
とっていません
主には専任媒介でお預かりすることが多いです
(みずから見つけてくることまで
制約つける必要性があるか疑問なので。。。)
大事なことは・・・?
所有している大切な資産の売却を考えた時に
売却の依頼をする方法についてが
媒介契約の種類になります
大事なことは
ここまでのような媒介についての
説明をちゃんと受けたうえで
一般、専任、専属専任
本当に一般で良いのか?
専任で任せても大丈夫か?
専属専任で任せる必要があるのか?
考えた上でどの媒介の種類で依頼をするのかを
決めていくことが重要にはなってきます
今日のブログはここまで
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