塩井 隆夫
建設業の闇(1個目)
2019年10月22日
皆さんこんにちは。
エンタです。
施工会社であれば、よくイロイロな会社の下請に入ると思います。
1次下請け、2次下請け、それ以降。
請負金額の○○%の安全協力会費って引かれませんか?
先日、初めての元請けさんで仕事をさせて頂いたのですが安全協力会費を1%引くって言うんです!
いやいやいや
ナイナイ
って思うんですよ。
なぜかと言うと、その会社は建築会社で今回たまたま地元の工事でそんな仕事が出て、
取らざるを得なかった工事。(元請け本人曰く)
その後その会社と付き合うと思えません。
なので、今回は勘弁してくれって言いましたw(数万ですが大事なお金です。)
そしていままで思っていましたが、この安全協力会費ってもの凄く不透明なんです。
大手の場合結構健全にやっているところ多いのですが、地元の中小企業だと明細なんて無いですからw
有ったとしても・・・・
毎回の工事のたびに数万引かれて、ある程度大きな工事になると請負金の%ですから結構ガッツリ行くわけです。
チリツモで考えれば、その分って結構大きくなるわけですよ。
それが年に1回の安全大会で放出?されるわけですが、何かの景品に変わって若干戻ってくるシルテム・・・
これってなんだろう??って思う今どきの下請さんいると思うんですよね。
旧態依然の風習がまだ有るとしか思えないですw
まぁある中堅ゼネコンでは安全大会を会費制にしている良心的な会社も有ります。
また、全部元請け負担の会社まであります。
しかも、このシステムで怖いところは、例えば毎年6月に安全大会あるとします。
3月になにかやらかしてそこの会社と取引が切れた場合、今まで引かれていた安全協力会費は戻ってこないと言う事になるんです。
3,000万施工していた場合は数十万にもなるんです。
そのお金はどこに行くんでしょうか??(強制的に引かれて返金システムは無い)
安全協力会費って闇なんですよね・・・
ワンマン家族経営の会社に多い気がしますw(憶測)
社員は家族だって言ってる様な会社?
今の時代、安全協力会費を断るって言うのもありなのか、もしくはその金額を聞いておいて見積にONするのか?
どちらにせよ、安全大会で何かを配るよりももっと有効な手段が今は有ると思います。
今どき会議はWeb会議主流ですし、いちいち会社に行ってってナンセンスでしょう?
我々も常に安全に仕事したいし、社員の安全意識は高めたい!
施工業者として安全施工を第一に考えている業者はほとんど全てです。
だから、安全大会で何も要らないので、会費は会場費用とかだけで良いのではないでしょうか?
安全意識を高めるのが安全大会で、そう言ったモノを配るのが安全大会では有りません。
特に安全大会を行う企業は考える必要が有ると思います。
そして、それを選択制にするべきだと私は思っています。
それではまた。
P.S ちょっと面白いサイト有ったのでご紹介