塩井 隆夫
建設業界から景気を良くして行こう!
2020年3月9日
皆さんこんにちは。
エンタです。
世の中はコロナウイルスで自粛ムードですが、我々のり面業界はあまり関係のない感じで仕事しています。
特に法面工事は山間部がメインだとそうなりますね。
ただ、買い物に行ったりした場合に特に気を付けなければ行けません。
なぜなら我々のり面屋・アンカー屋はチームで動いています。
チームの誰かが感染症にかかってしまうとチームワークが崩れ工程に影響が出ます。
そして、減った人のために全体が疲れてしまう可能性があります。
工種によってはたまに抜けてもそう影響もない事もありますが、やはり多少なり工程には影響を及ぼします。
最近は週休二日の現場も結構ありしっかり休める現場もありますが、工程が遅れて出来高が不足してきます。
結局どっちに転んでも、進捗が遅くなり出来高が下がり会社の利益は下がることになります。
最近思うのですが、
本当に働き方改革ってよかったのでしょうか?
ICTで効率化出来る現場は少しは良いのでしょう。(ICT専門工事があれば)
しかし、我々のり面屋ってほぼ手作業ですよね?
今の所は機械化は到底出来ないレベルの手作業です。(ICTは先の話ですねw)
平坦な所にあれば結束も機械でシュシュっと出来るかも知れません。実際は斜面ですから。
ふせ網も結束しなければ行けない事を思うと、今の所すべてマンパワー全開です。
人が沢山必要な工種で土日休みだと4日減ります。
5人パーティーで簡単に書くと、35,000円(経費込み)×5人×4日=700,000円
この金額分出来高が下がるわけです。
これを補填するような単価の上昇は今の所それほど見られません。(多少は有る)
この分の出来高を補填するように週休2日制ではない現場に応援に行き、その部分を少しでも補填しようとする動きになるはずです。
これが正常なんでしょうか?
政府や国交省はこれを望んでいるのか?
休みが多いのは良いことだと思うんです。
そうすれば少しでも家族と居ることが出来るでしょうし、疲れも取れやすい。
しかし、給料下がったら何にもならないし、まして会社が無くなっては本末転倒な訳です。
私個人的な考えとしては、やはり世の中にお金がドンドン回って行った方がイイと思うんです。(今の現状では)
その為には完全週休二日にするのでは無く、
土曜日限定の出勤を施工会社社員個人が決めるとかのある意味フレックスにすればイイと思うんです。
出ればお金になるし、出なければお金にならない。
施工会社は当然出て欲しいとは思うでしょうけどそこはルール決めて。
稼ぎたい人はドンドン稼ぐ!
稼ぐ人はお金使うので社会にお金が回ります。
現場には一定収入の監督もいますけど、そこもまた何かしらの調整は必要でしょうけど。
お金が稼ぎやすい環境を作った方が良いような気がします。(単価が上がるの大事)
現状で建設業界だけで見ると若干インフレ寄りだと思うんです。
なぜなら人手不足と公共工事、民間建設工事の発注量のバランスが工事発注側が多いからです。
(簡単に需要が多くて供給が間に合わないのがインフレで、供給が多くて需要が少ないのがデフレです。)
人手不足で工事の供給が遅れています。
にも関わらず週休2日制にしているんです。(週休2日制が悪いとは言いませんが)
なんだかブレーキを掛けているように思えるんですね~w
私自身経済を詳しく分かっている訳では無いのですが、そんな気がするんです。
良いことと悪い事を同時にやっている様な・・・・(詳しくは分かりませんが)
もっと日本中のお金を社会に回して景気よくしていきたいですね。
その為にも我々建設業者が内部保留ばかりせずドンドン使って日本を良くして行きたいところです!(社員や機械に投資)
日本がよくなれば、我々公共事業者はもっとよくなると思います。
我々法面業者も頑張りましょう!
それではまた。