水越 たかゆき
思い入れのある器材。
2020年6月17日
こんにちはダグムスの貴之です。
コロナショックで仕事が暇だったり忙しかったりバタバタしてます。。
なんやかんや、やらなきゃいけない事はあるので有り難いですね。
ここ二日ばかり自宅の水をくみ上げるポンプの修理をしてました。
(本来の仕事ではないし、全然稼いでないじゃん!w)
いやでも、機械の勉強になりますね。
こんな時は色々工具の揃えてあるウチの会社は助かります。
後は無事に起動してくれる事を祈りつつ、元の場所に設置してきます。
では、本題に入ります。
弊社はお客様から器材をお預かりする時にお手紙等でも
色々お知らせ下さる事があります。
器材の状態や、使用環境、納期やお願等々。
今回のお客様からは事前にお電話も頂いておりましたが、
更にお知らせメモも同封頂きました。
「年季の入った」とありましたが、
いやいや結構な思い入れのある器材だとお見受けしましたよ。
とりあえず、替える必要のある部品は全て替えて欲しいとの事。
年に何人かはいらっしゃるのですが、お金に糸目をつけないと言いますか、
とにかく悪そうな物は全部交換してくれ!と言われる事があります。
それをやっちゃうと、かなりの金額になってしまいます。
弊社としては大変有り難いのですが・・
会社としては売上は上がった方が良いに決まっているのに、
修理金額が高いと、何か罪悪感というか・・w
お客様に悪い気がしてしまうので・・。なんだか可笑しいですねぇ。
勿論、パーツキットやらのメーカー指定パーツは交換しますよっ。
+
ホース類も点検、余り酷い物は交換しました。
外見の傷だけでは判断できないものもありますので、使用年数も考慮に入れます。
磨いて使える物は勿論使います。
そろそろ外装パーツ類にも欠品が出てきているレギュなので、
分解も慎重に。。
そこそこメッキは痛んでいますが、まだまだイケそうですね。
今後の事もあるのでシッカリ汚れを落としてから、
ガッツリとグリスアップします。(メーカーでも同様の組み方でした)
必要に応じたパーツ交換とはこういう部分です。
オリフィスの腐食の激しく、刃先がボロボロ。
再生できなくもないですが、ここは一つお客様のご要望に沿える箇所です。
あとは壊れかけのバルブコア。
スプリングが外れかけて赤いシール材が飛び出しかかってます。
現行品のプラ製のオリフィス。
新品のバルブコア。
こういった器材のエライ所は年数が経った器材でも現行品のパーツが流用可能な
トコロ。
ほんと、10年経って壊れたら買い換えてください。と言われる
家電製品とかでは考えられないです。
外装部品に若干傷も多めですが、それもユーザーさんにとっては
愛着の証でしょう!
割れたりしているわけではないので問題なしです。
思い入れのある器材もしっかりオーバーホールしてますよー。
ではまたっ。