水越 たかゆき
最後の仕上がり
2019年11月29日
こんにちは、ダグムスのたかゆきです。
先日隣に並んだ車の運転席を何気なく見ると、何故かルームミラーが明るい。。
あれはなんだったのかな?と疑問に思い、
家に帰ってから(スマホのながら運転はダメ!)調べると、なんと
電子インナーミラーなる、後方映像を映すルームミラーがあるんですねっ!
知らんかったー。そんなものが割と普通に搭載されているんですね。。
ちょっと思ったのが、万が一壊れたら高くつくなぁと。
ごめんなさい、直ぐにそこを考えてしまうのは決してネガティブ思考wではなく、
自分が修理屋だからでしょう。
只の鏡にはコストと破損率で勝てないだろうなぁ。とか思ってしまうんです。
最近の車が高性能なのはわかるんですが、色々単価が上がり過ぎです。
フツーに18インチとか19インチのタイヤを履いている車が増えましたが、
スタッドレスタイヤとか、タイヤ交換とかの際に泣くなよっ!?
因みにこの話のソースは嫁の車ですw
スタッドレスの見積もり出してもらったら一言、「高い!」だそうです。
デカいホイールの車買うならそれは想定して車買わないと・・・。
まあ頑張ってタイヤを買ってちょ(笑)
そう、メカが高度になると修理の手間とお金が掛かるんですw
てことでACD搭載の日アクレジェンドの続きですよー。
てことで、「オートクロージャーデバイス」略してACD。
ここが一番ネックになります。
正直、汚れにはあまり強くないので定期的なO/Hは欠かせませんよ。
キレイになりましたっ
塗装の点々剥がれが気になりますが、腐食はなさそうです。
HPポートはボロボロでしたけど。
メインとオクトのカウンターバランスシリンダーはメインとオクトを
組み間違えないように!
因みにシンリンダー内部はザラザラに摩耗している事がありますので、
くみ上げてしまう前に気密テストをしましょう。
各ホースに最適なサイズのOリングを組み込みグリスアップ。
1stステージのネジ切り部分も要チェック。
バリが出てたらリングが切れる原因になりますから。
個体差もチェックしとかないとね。。
フェイスカバーは三つの部品をセットしてから
セカンドケースのはめ込みます。
無理するとダイヤフラムが捩れるので無理はなさらぬよう。
また、シリコンスプレーなども付けない方がよろしいかと。
帰って捩れる原因になったり、塗布しすぎてダイヤフラムがふやけてるなんて
事もしばしば。
昔のレギュに比べたら随分と設計が合理的?になって、組むこと自体が
難しい・・。なんて器材は減りました。
力ずくで組まずに、なんか違う、と感じたら組み直ししましょう。
フェイスカバーを入れてから排気ティを切り欠きに合わせて差し込み、
フェイスカバーリングを少し回転させたらストッパーが掛かります。
中圧調整後に水圧感知用のピストンを組み込んでシリコンのフタをして
外装部品を組んだら出来上がり!
フェイスは少し珍しいカッパーカラーメッキ仕上げでした。
キレイに仕上がりました。
ではまたっ!