まちゃお伊藤
松の剪定
2020年12月29日
独立してからずっとお世話になっているお客さんのところへ剪定でお邪魔しました。
自分が以前勤めていた会社の同僚の実家で、独立して最初にお庭の改修工事もさせていただきました。
独立したばかりで仕事が特にない時期だったので、仕事を貰えたことが嬉しいのとお庭を作れるのが楽しくて、毎日ワクワクして現場に行ったのをよく覚えています。
今でも毎年この時期に剪定です。
流石に10年近く剪定していると、最初は剪定しづらい木も不思議と自分の剪定しやすい木になります。
10年前と比べると、自分の松の剪定方法もちょっと変わってきた気がします。
以前は葉むしりを一本たりともヒネ葉を残さず、全てが新葉で仕上がるようにしていましたが、今は枝先の葉むしり程度にしています。
その方が幹に近い場所から翌年新芽がよく出てくれますからね。
剪定後の仕上がりも柔らかくなり、翌年以降の芽数も増えて、そして何より剪定時間の短縮に繋がります。
一石三鳥ですね。
それと、先日からお邪魔していた立派な五葉松のある現場。
こちらはまだ4年目くらいですが、五葉松もだんだん枝数を減らして切り戻しているので剪定が楽になってきました。
今年は去年より剪定にかかった時間も短縮できました。
五葉松もまだまだ良くなっていってくれる気がします。