水越 たかゆき
某県警の備品。 日本アクアラング製 パイオニアレギュレーター
2022年11月5日
こんにちはダグムスの貴之です。
10年ぶりにバイクヘルメットを新調しました。
ずっとジェットタイプのヘルメットでしたが
初のフルフェイスヘルメットです。アライさんの物にしました。
きちんと頭のサイズを測ってもらって内装部品を微調整して受け取りさせて頂きました。
次回ツーリングが楽しみです。
通販でもよかったのですが、(殆どのネットショップでも在庫が無いみたいですが。)
安くはない買い物でしたし、実物を見られたら。と思って近くの用品店にいきました。
やはりプロのスタッフさんにフィッティングして頂けるのは良いですね!
同じプロフェッショナルとして見習わさせて頂きます。(^_-)-☆
自分の希望するヘルメットは、奇跡的に在庫がありました!との事で即納でしたが、
待ってらっしゃる方は半年位お待ちの方もいるようで、
同じタイプの物をネットで探してみても確かにその様です。
弊社で使用するパーツ類も非常に納期が掛かっているものもあるのでまぁ仕方ないと納得はしますが、
一体いつまで世の中の納期遅れは続くんでしょうねぇ・・。
誰やねん!、ここ数年の世界の色々を停滞させている元凶は。
2年前は隣の国の海鮮市場発祥の・・・だし、 いや、やめとこう。
今年はロシ・・の所為だろ!・・・いやなんでもありません。
そんなことを軽々しく言ってると・・おや?こんな時間に誰だろう?ってなるといけませんから(笑)
嗚呼、おそろしあおそろしあww
閑話休題。
今年、久々にご依頼頂いた某県警察さまの備品です。
久々のお預かり時に、「え、まだこれ使ってるの??」って驚くこともありますね(笑)
勿論予算もあるでしょうし、一度買ったら長く使わなければなりませんからね。
1993~1996年頃に結構売れていました、アクアラングさんのパイオニア レギュレーター。
1st内部にオイルを封入してあって寒冷地、及び驚嘆に泥などが多いところ。
河川や砂地などでもトラブルが少なく使えるレギュレータですね。
2ndもこれまた手堅い。シーフロンティア250タイプのセカンドステージです。
この手の物は年代物でもシンプルなので消耗部品さえ交換すれば、ずっと使えます。
冗談ではなく本当です。自然に劣化する箇所がほぼありません。
先日も別のお客様から、同タイプのレギュレーターをまだ診てもらえるか?
とお問合せがありましたのでO/Hを承りました。
とはいっても1stステージはだいぶパーツなくなりましたけどね。。
先ずは分解。
このレギュレータで最も重要な部品がピストンダイヤフラムです。
本来のダイヤフラムよりも薄く、封入したシリコンを密閉するためのパッキンの役割です。
と~~っく!の昔にメーカーさんにも在庫はなくなってますが、
なぜか弊社にはあったりします(爆)
必要が無ければ交換はしませんけどね。
組み込み時にたっぷりとシリコングリスをくれてやってから手で感触を確かめながら
きっちりと締めこみます。
失敗するとブッチン!とダイヤフラムを挟み込んで千切ってしまった手ごたえが来ますw
吉っと組み上げてからこのポートからシリコンを流し込みます。
適量を入れないとオイルが漏れたり、正常な動作に影響を及ぼすことになりますので
きっちりエア抜きしつつオイル封入作業を行います。
こんな古い機種でもまだやってたりしますので、
久々ダイビングに復活される方で古~い器材をお持ちの方で、
O/H出来るか不安な方もお気軽にお問合せくださいませ。
ではまたっ。