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こんにちは！

世の中は３連休だそうですね。。。

相変わらず自営業者に連休は

関係ありませんが、観光名所各地は

多くの人で賑わっているそう。

コロナ禍だった数年前が嘘のようですね！

もう少し落ち着いたら、鳥勝も

シーズンをずらして、少しお暇を

頂こうと思っています。

世の中と休みをずらせるという所は

逆に自営業者の利点ですね！

ぶっちーです！

 

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さて、先日鳥勝に新しい機械を導入

する事が出来ました！

 

 

 

 

その名も「凍眠（とうみん）ミニ」です！

 

 

名前だけではわかりにくいこの機械、

俗に「液体冷凍機」や

「リキッドフリーザー」と

呼ばれるものです。

 

 

少し前のブログで、いくつか「急速冷凍機」

について触れましたが、その急速冷凍機の

種類のうちの一つとなります。

 

 

リンク：精肉店が導入するべき急速冷凍機４選！

 

 

実はこの液体冷凍機、１年ほど前に

テレビで特集されているのを見てから

ずっと気になっていた機械で、

ようやく導入することができました。

 

 

 

 

 

 

この液体冷凍機（リキッドフリーザー）、

文字通り「液体」を利用した急速冷凍機です。

マイナス３０度程度に冷却された液体

（アルコール）の中に凍らせたい物を

入れて急速に凍らせるというもので、

通常の冷凍方法（冷凍庫に入れておくだけなど）

に比べて格段に早く凍らせることができる為

冷凍による品質の劣化を最低限に抑える事が

できるという優れものです。

 

 

 

出典：テクニカン

 

今回導入した機械、こちらは

「テクニカン」さんという

企業の開発された機械ですが、

このリキッドフリーザーを使用した

冷凍品が普通の冷凍商品に比べ

あまりにも品質が優れている事から、

この機械で凍らせることを

「冷凍する」ではなく「凍眠する」と

敢えて別の呼び方で呼んでいるそうです。

 

 

テクニカンさんのサイトで様々な

資料が公開されていますが、中でも僕は

こちらの、90度のサウナに入っても

やけどはしませんが、90度のお湯に浸かると

瞬時に大やけどです。という説明で非常に

納得しました。

確かに、考えてみればいくら冷凍庫が

マイナス20度などの低温とはいえ、

空気にさらしているだけでは

同じ温度になるまでに時間が

かかってしまいますね。

 

 

 

 

ちなみに、テクニカンの社長さんは

ご自身がダイビングで海に潜っていたところ

海水に浸かっている事で急激に

体温を奪われていった事から、こちらの

凍眠の仕組みを思いついたそうです。

 

日常のありとあらゆる所に、商売の

ヒントは隠されていますね！

 

 

 

さて、そんな凍眠ですが

どのような仕組みになっているのでしょうか？

届いた機械を見てゆきたいと思います。

 

 

今回鳥勝が導入した機械は

「凍眠ミニ　TM-02α」というもの。

テクニカンさんのサイトにもありますが

大きい機械でも小さい機械でも、

瞬間的に凍らせるというシステムには

変わりがなく、凍らせたい「量の差」で

機械の種類を選択して頂いているとの事です。

僕は1時間当たり「3.0㎏～3.5㎏」程度の

機械を選択しました。

 

 

 

 

 

 

まずは筐体。

高さこそ1ｍくらいありますが、

奥行・幅ともに６０㎝程度と

非常にコンパクトです。

 

 

 

 

特に難しい表示パネルなどもなく、

無骨に温度表示計がついているだけですｗ

この画像を撮った時はすでに稼働させていて、

中身のリキッドがマイナス30度以下まで

ちゃんと冷えている事がわかります。

 

 

 

 

スイッチもまた、非常にシンプルです笑

「温度を設定モードに切り替えるスイッチ」

「設定温度を上げる＆下げるスイッチ」

そして中のリキッドをかき混ぜる

「プロペラのオン⇔オフスイッチ」のみです。

全く難しいことはありません。

 

 

 

 

反射してわかりにくいですが、

機械上部には大きな蓋がついており

こちらを開けて商品を入れる形になります。

 

 

 

 

蓋を開けると、このように

格子状になっており、冷却された

リキッド（アルコール）が循環しやすいような

造りになっています。

冷凍したい商品をこの中に

入れるだけ。

 

 

 

 

透明なので分かりづらいですが、

全体に対して半分程度のところまで

リキッドが入れられており、

奥の銅管のところで冷やされた

リキッドが画像向かって前後に

循環されるという形になっています。

 

 

 

 

おそらく冷媒が回っているであろう

銅管と、見にくいですが奥の真ん中に

プロペラ状の攪拌機がついています。

非常に単純な構造ですが、よく考えられて

いるものだと感心します。

 

 

 

 

使用している所の画像は取り忘れて

しまったのでまたの機会に載せますが、

上記画像のように商品を沈めて冷やします。

画像を見てお気づきだと思いますが、

商品は真空パックに詰めたり、液体が

入らないように袋に入れてから

液体冷凍機にかける必要があります。

 

 

今回は液体冷凍機のご紹介だけに留め、

近いうちに使用してみた感想や

良いところ、悪いところのまとめ記事を

書きたいと思います。

 

 

しかしいずれにしろ、鳥勝にとって

冷凍で販売している商品の品質が

格段にアップすることは間違いなさそうです。

こちらも機会があれば、名古屋コーチンの

肉を凍らせた時をいろいろ実験して比較して

みたいと思います！

 

 

どんどん出来る事が広がり、自分の

仕事に楽しみができます。

 

 

それでは今回はこの辺で！

また次回！