鳥勝 ぶっちー
熱湯殺菌の温度は何度以上?
2019年7月30日
こんにちは!
ついに今年第1回目の食中毒警報が
発令されましたね~!!
48時間以内は厳重注意です!!
ぶっちーです。
さて、前回にの記事で
「熱湯による殺菌」について
お話ししましたが、果たして
食中毒の原因菌に対して、
本当に効果があるのでしょうか?
今回は、代表的な食中毒原因菌の
殺菌温度について少し調べてみました。
まずはこちら。
「病原性大腸菌」
出典:食品衛生の窓
死滅温度:75℃
殺菌時間:1分半以上
定期的にニュースになる細菌です。
O157が有名ですね。
死亡事故が発生しやすい
腸管出血性大腸菌などもあり、危険です。
お次はこちら。
「ウェルシュ菌」
出典:食品衛生の窓
死滅温度:60℃
殺菌時間:1分以上
「1日寝かせたカレー」に潜む
怖いやつ。菌自体が防御態勢である
「芽胞」を形成してしまった場合は
100℃で5時間加熱しても殺菌できなく
なってしまう手ごわいやつです。
「カンピロバクター」
出典:食品衛生の窓
死滅温度:60℃
殺菌時間:1分半以上
鶏の刺身で発生するカンピロも
熱にはめっぽう弱いです。
加熱で極端に安全になります。
「サルモネラ菌」
出典:食品衛生の窓
死滅温度:65℃
殺菌時間:3分以上
卵などで発生するサルモネラ菌。
こちらも比較的低温で殺菌出来るため
対応しやすい菌です。
「黄色ブドウ球菌」
出典:食品衛生の窓
死滅温度:65℃
殺菌時間:10分以上
この細菌は「手の切り傷」や
「化膿した傷口」に多く存在します。
勿論食中毒に繋がりますので、
手や指に傷のある方は食品に
触らないようにしましょう!
「腸炎ビブリオ」
出典:食品衛生の窓
死滅温度:65℃
殺菌時間:5分以上
魚介類に多く発生する食中毒です。
ちゃんと調理された状態でないと
魚の刺身も安全ではありません。
以上、多く発生する代表的な
6つの原因菌を挙げました。
いずれの原因菌を見ても、おおよそ
75度以上で5分ほど加熱すれば
リスクを避けられるという事が
分かると思います。
まな板や包丁など、中身に細菌が
侵入しないような「物質」なら、
猶更温度も上げやすいので
熱湯殺菌もしやすいですよね!
以上のことから、鳥勝の行っている
熱湯による殺菌は効果があることが
分かりました。
もちろん、これだけやっていれば
安心という事はないのですが、
いろいろな方法を組み合わせることで
食中毒予防につなげれたらな~
と思います。
それでは今回はこの辺で!
また次回!