田中(いわくら不動産)
空き家問題について・・・②
2019年6月26日
おはようございます
さぁ今日もブログ更新♪
今日はなんとか天気がもちそうな、、、
夜から☂雨?
いやぁ、、、それにしても暑いですよね
今週の予報は☂雨マークが多いのですが
それでも最高気温が30度近い予報、、、
☂雨でも熱中症などに気をつけないと
いけませんね
さて、本日のブログは
「空き家問題について・・・②」
総務省が5年に1度実施している
住宅・土地統計調査によると
2018年10月時点で
全国の空き家の総数は
846万戸
“全国の空き家”
今回は
各地域ごとの数字など
どうなっているのか?
のお話を。。。
総住宅数 (6242 万戸)に
占める空き家の割合で算出する
“空き家率”で見てみると
空き家率が最も高い都道府県は
① 21.3% 山梨県
② 20.3% 和歌山県
③ 19.5% 長野県
④ 19.4% 徳島県
一方、“空き家率”が低いのは
① 10.2% 埼玉県と沖縄県
② 10.6% 東京都
③ 10.7% 神奈川県
④ 11.2% 愛知県
へぇ~
「地方」の“空き家率”が高いんだぁ
そう思われる数字に感じると思います。
実際、地方は「人口減少の影響」が
大きいと思います。
この数字が前面にでてくることが多いので
都市よりも地方の問題なのか?
と感じる人も多いですが、、、
コレ違います!!
この結果の数字、、、
空き家“率”の数字です
空き家の“戸数”を見てみると
① 東京都 809,200戸
② 大阪府 709,300戸
③ 神奈川県 483,000戸
④ 愛知県 390,600戸
そう!
空き家の「戸数」になると
大都市圏で多くの数字を
占めています
この①~④の都府県の合計の
数字は
全国45都道府県の
空き家の戸数の
約3割近い数字になります
たった4つの都府県だけで、、、
やはり
地方だけの問題では
ないんですね。。。
現在も
「空き家を減らすため」に
様々な取組みはされています
相続で得た家屋や敷地を売ると、
譲渡所得を最大3 千万円を差し引ける仕組みを
2019 年末だった期限を4 年間延長
空き家の撤去や活用に取り組む
市町村への財政支援や専門家の育成も進める
構造上の不具合の無いなどの条件はあるが
中古住宅に「安心R 住宅」と表示する仕組み
市町村の取り組みで役所主催で
セミナーや、無料相談会(不動産会社等)も
行われたりしています。
(利益等も絡む話にもなるので
どこまで対策となっていくのか・・・)
こういった空き家を活用するための
施策や仕組み、取組みなどは行われてはいます
現実的には、
空き家を取り壊し、更地にすると
固定資産税が増えることで解体を
躊躇しているケースも、
身近でも多くあります
対策として、固定資産税徴収の仕組みなどを
変えていくところまでしないといけなく
なってきていると思います
いずれにしても、
色々な取り組みや仕組み作りがされているだけで
なかなか現状の対策だけでは
空き家が減少する可能性は低いと思いますね
もちろん
今できることをやっていくことは
大事なんですが、、、
今日のブログはここまで♪