塩井 隆夫
鉄筋挿入工における経験的手法での設計の確認試験の荷重
2019年6月25日
皆さんこんにちは。
エンタです。
鉄筋挿入工における経験的手法での設計の確認試験の荷重についてご存じですか?
結構忘れがちなんですが、この設計方法の基本はNEXCOの仕様書です。
我々日常的に鉄筋挿入工を施工していますが、パイオニアはNEXCOです。そうです、かつての日本道路公団です。
日本で一番鉄筋挿入工を施工している管理している所がNEXCOです。
現在では各支社が分かれていますが、技術資料は統合されています。(まぁ中日本とか西日本とか書かれていますけど)
雪の降る地域とそうで無い地域とは多少の差異はあります。
その技術資料の中に、土木施工管理資料と言うのがあります。
その何か、確認試験荷重が書いてあります。
基本的には設計荷重(Td)が設定されているのでそれを基準に試験を来ないますが、
経験的手法により算出と書かれている場合はこの数字を使用します。
現場図面が1.0m~1.5mのピッチならそれを疑ってもイイと思われます。
砂および砂礫の場合:10KN
軟岩の場合:50KN
硬岩の場合:70KN
上記の様に記載されています。
この表を参考にして確認試験計画を作成して下さい。
それではまた。