田中(いわくら不動産）
雨水への対応は・・・
2019年9月5日
皆さん、こんばんは
いわくら不動産センターです！！
今週末は台風がきそうですね
９月に入ってから３つ目に発生した台風です
8月から9月にかけては
台風の発生数が一年のうちで最も多い時期になります
今年の秋も、平年並みか平年より多い発生数が
予想されているそうです
今後の情報は常に注意が必要ですね
前回のブログでは、豪雨や台風での
外水氾濫・内水氾濫について少しお話をしました
今回は“雨水”に対しての
市町村などの対応について少しだけお話を
まずは、各市町村では
このブログでも数回紹介しておりますが
ハザードマップが公開されております
前回のブログで説明をした
外水ハザードマップや内水ハザードマップなど
市町村によって様々なカタチで
公開がされています
あなたの住んでいる街の
ハザードマップがどのように
公開されているのか確認することが
まずは大切になってきます
その他
市町村で行っている対応は・・・？？
名古屋市など各都市部では
雨水整備事業がされていっています
“雨水トンネル”雨水貯留管・雨水調整池など
雨水貯留施設の建設が進められています
形は様々ですが
都市部以外の各市町村でも
雨水について対応がされてきています
行っている雨水の貯留方法としては、
公園やグランド等を周囲よりも低く建設して
調整池としての機能を持たせることや
街の中でそれが不可能な場合は、
道路や建物の地下に大きな貯留施設の
建設を行うことなどを行っています
また、
こちらは不動産売買の重要事項説明書でも
説明事項でもあることですが
その他の対策として
「新川」の流域では500㎡以上の開発
（雨水浸透阻害行為）を行う際には、
雨水対策のための許可(雨水浸透阻害行為許可）
が必要となってきます
対象地域は、
名古屋市北区の一部、名古屋市西区の一部
名古屋市中川区の一部、名古屋市港区の一部
一宮市の一部、春日井市の一部、犬山市の一部
江南市の一部、稲沢市の一部、清須市の一部、
北名古屋市の一部、丹羽郡大口町の一部
丹羽郡扶桑町の一部、あま市の一部、
大治町の一部、豊山町の一部岩倉市の
１１市４町の一部または全域が
指定地域がされています
出典：新川流域総合治水対策協議会 HP
平成18年１月１日に新川の流域は
総合治水対策で特定都市河川浸水被害対策法
に基づいて特定都市河川流域に指定がされました
これによって、先程のエリアで
開発行為を行う場合許可申請が必要となり
雨水浸透枡の設置などを行わなくてはいけません
開発行為で該当するのが
500㎡以上の田・畑などの土地に
建物を建てる場合や駐車場やグランドにする場合
などが対象になります
身近なところで
新しくできたコンビニや店舗などや
複数区画の建売分譲などが建ったところなどで
（建築される以前の土地が畑や田などだった場合）
フェンスなどに
このマークが入った看板がついています
新しくできたコンビニなどの店舗で
見つけてみてください
なかなか個人の人が500㎡以上の土地を購入し
建物を建てることは少ないかもしれませんが
開発がされた“土地分譲”で売りに出されている
土地などは対象になってくる場合があります
その際は、申請によって浸透桝の設置が必要になったり
設置してある浸透桝に繋ぐことが必要になったりする
場合があります
詳しくはこちらのサイトにのっていますので
参考までに見てみるのも良いと思います
http://www.sougo-chisui.jp/shinkawa/usui-taisaku/index.html#mark4
こういったように
雨水に対して市町村などでも
様々な対応がされています
ただし
これだけ様々な対応がされていても
豪雨や台風でも被害はでてしまいます
では、
家庭でもできることはないのか・・・？
これについては次回のブログで
お話をしていきたいと思います
今日のブログはここまで
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