鳥勝 ぶっちー
骨付きぶつ切り肉作成用に「骨切断機」導入!作業効率のアップなるか!?
2023年4月11日
こんにちは!
先日、全国統一地方選挙が行われました。
岩倉市では現職の方が信任を受け
任期を継続となりましたが、
次点の方とは1000票差あまり。
大差をつけてという程ではありません
でしたが、これからの4年間
県政の為、岩倉市の為頑張って
頂きたいと思います!
ぶっちーです!
さて、今回は新しく導入した
道具のご紹介です!
「骨切り機」です!!
物騒な名前!!!
最近、鳥勝は少額の設備投資に
少しハマっています。
こちらの骨切り機(ミートチョッパー)
(ボーンチョッパー?)も
そのうちの一つで、実は
商工会の勧めで「岩倉市がんばる
中小企業等応援補助金」を
活用させて頂きました。
商工会に入っていると、このような
比較的使いやすい補助金などの
紹介もして頂けるのでとても
助かります。
この骨切り機、割と簡単な
つくりをしています。
大きな刃がヒンジの所で開くように
なっており、対象物を挟んで鋏のように
切るだけです。
テコの原理が働き、比較的固いものでも
たやすく切れてしまうという仕組みです。
挟み込む下側は、ギザギザの当てに
なっていて、対象物が刃に対して
平行に滑ってしまう事を防ぎます。
挟み込む上には、弧状になった刃が
セットされており、こちらで対象物を
鋏切る形です。
割と固いものを切る前提で作られて
いるので、刃も分厚く耐久性は
高そう。
横から見るとこのような形。
刃の付いている棒の先端、グリップを
持って刃を持ち上げてから………
挟み込むように降ろす。
これだけです。
今までは骨ごとぶつ切りの為に
チョッパーナイフを使用していましたが
比較にならない程大型になってしまい、
少し取り回しは悪いです。
忙しい時に急いで処理する時などは
気を付けなければいけなさそうです。
早速、お客様から名古屋コーチンの
骨ごとぶつ切りのご依頼が
あったので、試してみる事にします。
いつものように、名古屋コーチンを
用意します。
できるだけ骨を残しつつ、
食べやすい形に大バラシをします。
早速骨切り機にセット!
まずは骨の部分を避け、
肉の所だけで試し切りしてみます。
画像で言うとギザギザの刃の
右側に出ている所(ソリレス)を
切り落とします。
セイッ!!
っと挟み込みましたが、ありゃりゃ。
皮が切れずに伸びてしまいました。
そのまま下に振り下ろすだけではなく、
大きなハサミを動かす感覚で
刃と刃の隙間を無くす感覚ではさみ
込まなければうまく切れないようです。
隙間を無くすように、向かって左側に少し
押しながら振り下ろすと、皮も
上手く切れました!
さて、気を取り直して肉の
骨が付いている所で改めてチャレンジです。
…セイッ!!!
なるほどなるほど(真顔)
めっちゃくちゃ簡単に
骨ごと切断できます。
先程、気を付けねばと書きましたが
これはマジで危ない。
万が一急いで連続して切っている
時に指でも挟もうものなら
簡単に落としてしまう。。。。
この骨切り機だけではなく
電動のミートスライサーなど
危ない機械を取り扱っているんだという
意識を新たにしました。
もも肉の骨ごとぶつ切りも
この通り。
いとも簡単に切断できてしまいました。
切断面も比較的キレイで、細かい骨の
破片も少な目。
大規模業者さんの使用されているような
電動の糸鋸で切った断面に比べたら
荒いかもしれませんが、これは
上出来。
胴体ガラもサクサク切れます。
チョッパーナイフで叩き切る時は、
一度チョッパーナイフを
上に上げてから振り下ろす為、
注意しないと思っていた箇所で
切れない(ズレる)という事が
ありました。
この骨切り機は、微調整しながら
切れるので切断箇所がずれる事は
ありません。
恐らくニワトリの骨の中で
一番固い箇所である「骨盤」
付近の骨もご覧の通り、サックサクです。
これからガラをお客様に送る時、
この形で送った方が良いのでは?
と思える程の切ればえです。
もちろん、骨が無い箇所は
普通に包丁で切った方が早いので
そこは今までと変わらずです。
骨ごとカットに掛かる時間も
これまでよりかなり短縮できそうです。
チョッパーナイフ君には引き続き、
丸焼き用の脚を切り落とすなど
手軽な箇所で活躍して頂く事にします。
骨切り機、とても気に入ったのですが
難点が一つ、包丁の一種としては
あまりにも大きく、洗いにくい事。
鳥勝の洗い物シンクはとても大きいのですが、
洗う際に垂直方向には収まらない程です。
尖っている箇所や切れる箇所も多いので
流水で洗いながら柄付きのブラシで
洗いました。
ステンレスで出来ているので
よほど錆びる事はありませんが、
念のため水気をふき取り、
乾かしてからしまう事にします。
力を入れやすいのでサクサク切れますが
いちいち引っ張り出してこないと
いけないのが玉に瑕です。
いずれにしろ、少しの設備投資で
自分の仕事に掛ける時間を
短縮できる事は自社や自分に
対するメリットが大きいです。
今回の骨切り機、骨付きぶつ切りの
肉を作成する際の必需品となりそうです!
それでは今回はこの辺で!
また次回!