鳥勝 ぶっちー
鳥勝、ついに細菌検査で陽性!!意外な場所から黄色ブドウ球菌が検出されてしまいました・・・
2023年12月4日
こんにちは!
早いもので免許更新の時期が。
「「当然」」僕は優良ドライバーなので
5年に一度の更新。
わざわざ愛知県の免許センターが
ある「平針」まで出かけなくても
近くの警察署で講習を受けることが
できます。
仕事の合間を縫って、なんとか平日
午後に免許の書き換えをおこなう事が
出来たのですが・・・・・・
5年で明らかに太っているわ、シミは
濃くなっているわ、加齢を突き付けられる
一幕となってしまいました笑
ぶっちーです!
さて、今回は「食品衛生」の話です。
飲食店や食品を扱う事業者のみなさま、
当然、普段からお店の衛生状態には
気を使っている事と思います。
拭き掃除やアルコール除菌、薄めた
次亜塩素酸を使って掃除をしている、
なんて方も多いのではないでしょうか?
そんな普段の店舗の衛生状態、
見える化してますか?
なんとなく、お客さんのテーブルも
ちゃんと拭いたし、キッチンも
いつも掃除しているからオッケー!
みたいになっていませんか?
きちんと検査をして、細菌数などを
「数値化」して把握していないと、
本当にきれいになっているか
どうかわかりませんよ!
鳥勝ではそんな衛生状態の「見える化」に
食品衛生協会が実施している
「ふきとり検査」を利用しています。
こちらが指定する任意の場所を、検査員が
特殊なキットでぬぐい、そこに細菌が
繁殖しているか調べてくれるという
簡単な検査です。
鳥勝では簡易的に、大腸菌群と
黄色ブドウ球菌の2種類を検査して
頂いています。
しかし、鳥勝がこのふきとり検査を
お願いするようになってから何年も
経ちますが、今まで「陽性」という
結果が出たことがありませんでした。
毎回お願いする箇所は「包丁」や
「まな板」など、明らかに菌が
存在していてはダメなところですが、
そのようなクリティカルな箇所はもちろん、
ある時は作業場の「床」を検査
してもらったり、またある時は
「スマホ」を検査して貰ったりした事も
ありましたが、陽性はこれまで1回も出ず。
今回も、まあ結果はいつもと同じで
全部「陰性」(※細菌の検出はされず)
だったんだろうな~
なんて、油断していたのですが・・・・
おお・・・・・
おお!!??
陽性だがや!!!
なんと今回、初めて陽性が出てしまいました!
黄色ブドウ球菌!!
今回黄色ブドウ球菌が検出されたのは
なんと「パソコン」でした。
お店に置いてあり、顧客管理や
注文管理などに使っていて、
下手したら交差汚染の可能性が
出てきてしまう位置で使っている
パソコンです。
細かく言うと、マウスと
キーボードという、手が触れる箇所を
検査してもらっていました。
当然、パソコンを操作した手で生肉を触る
事はありませんが、もちろん同じ店舗内に
ある機械ですので先ほども触れましたが
「交差汚染」の心配も出てきます。
今回検出された「黄色ブドウ球菌」という菌は
ケガをした傷口などで多く検出される菌で
万が一食べ物についてお腹に入ってしまうと
食中毒の原因となってしまいます。
もっとも、今回検出された値は
「+1」という値で、
検出された集落数で言うと
1から10という非常に少ない値でした。
農林水産省によると、黄色ブドウ球菌による
食中毒の発生に必要な数は1gあたり
10の5乗=100000個(10万個)とされて
いますので、仮に今回検出されたレベルで
食品に付着があったとしても、食中毒の
リスクは低いのかもしれません。
しかしこの黄色ブドウ球菌、2000年代
初頭には大阪を中心に感染者数13000名という
膨大な食中毒事件の原因菌にも数えられた、
決して侮ってはいけないものです。
今回の検査結果を評じた明細を記した
対処方法にもありますが、パソコンであろうと
床であろうと、まな板であろうと。
消毒用のアルコールや次亜塩素酸ナトリウムを
用いた的確な消毒方法で対処しなければいけません。
食品関係の皆様、パソコンを触った
手で、食品に触れていませんか!?
パソコンやスマホのように、なかなか
消毒作業をすることが無い箇所にこそ、
リスクは潜んでいるのかもしれませんよ!
これから寒くなり、食中毒も
ノロウイルスを中心に増える時期です!
細かいところまで気を配って、
徹底的に衛生状態を保ちましょう!
それでは今回はこの辺で!
また次回!