鳥勝 ぶっちー
鹿児島探訪(地鶏編)とり肉大作様
2020年2月17日
こんにちは!
今回から、僕が尋ねたお店屋さんや
料理屋さんのご紹介をいくつか
させて頂きたいと思います。
あ、因みに前回のタイトルにある
「わっぜ(わっぜぇ)」
ですが、鹿児島弁で「とても」と
いう意味だそうです。
行く先々で老若男女問わず
かなり多様されていました。
愛知県でいう、
「どえらい」とか「でら」と
近い使い方だと思います。
まず鹿児島空港に降り立ち、
兎にも角にも向かったのが
「とり肉 大作」さん
日本三大地鶏の一つである
「黒さつま鶏」を
生産、精肉されているお店で、
僕も日本三大地鶏を扱っている事から
どうしてもお話を伺いたい方の内の
お1人でした。
余談ですが、
純粋な「薩摩鶏(さつまどり)」
は天然記念物指定されており、
食べる事が出来ません。
その薩摩鶏と他の鶏を掛け合わせ
薩摩鶏の血統が半分以上の鶏を
「薩摩地鶏(さつまじどり)」と
呼ぶことが出来るそうで、
もちろん大作さんの育てられている
「黒さつま鶏」も
「薩摩地鶏」の一種です。
日本農林規格指定です。
到着早々、黒さつま鶏の鳥刺しを
頂いてしまいました汗
とにかく愛知県ではなじみがあまり
無いので写真を撮りまくっていました笑
黒さつま鶏の鳥刺し、めっちゃめちゃ
おいしいです!!
こちらでは鳥刺しに
「甘めの醤油」で食べる事が
一般的だそうで、初めて食べる味に
少し戸惑いつつもすぐに全部
平らげてしまいました笑
実はこちらのとり肉大作さん、
お話を伺う為に電話でアポを
取らせて頂いていたのですが
すでにその初めての電話で1時間近く
色々なお話をさせて頂いており、
お会いした時もお互いに知っている
仲のようなフランクな感じで
お話をさせて頂きました。
歳がある程度近いという事も
ありましたが。。。
お話は多岐に渡り
地鶏の育て方
販売品目
営業の仕方
PR方法
ブランド化
人脈の広げ方
商売に対するスタンス
はたまた肉の切り方や
各部位の捌き方も鳥勝とは
少し違っていてめっちゃくちゃ
有意義なお話をお伺いすることが
できました。
もう完全に仕事に対するスタンスが
僕とは比較にならないくらい
真摯に向き合っており、感服しました。
しかも代々受け継がれているお仕事だと
勝手に思っていましたが、大作さんは
なんと二十代前半で一念発起して脱サラ、
鶏舎の設営から店の整備、養鶏も
鶏のさばき方から販売・営業も
すべてイチからご自分で成されたと
いう事で、もうびっくりを通り越しました。
さらに結果もちゃんと出されている。
自分の甘さが嫌になるくらいです。
悩む前にまず行動!の精神を
地で行く方です。
途中で何名ものお客様がいらっしゃって
お邪魔をしてしまいました。
余談ですが上の360度画像に後ろ姿が
写っているおばあ様、商品をお待ちの間
僕にも気さくに話しかけて頂いたのですが
鹿児島弁が凄くて半分以上
お話が分かりませんでした汗
申し訳ありません。。。
また次回お会いする事が出来る時までに
僕も今よりひと回りもふた回りも大きく
なって会わなければいけない、、、
そんな風に思わせてくれる大きな「漢」
とり肉大作さんでした。
本当に貴重なお話、ありがとうございました!
それでは今回はこの辺で!
また次回!