鳥勝 ぶっちー
黒さつま鶏と名古屋コーチン、さばき比べてみました
2020年10月4日
こんにちは!
新型コロナがなかなか治まりきりませんね~。
ある程度の所までは感染者数が減っている
ようですが、アメリカではトランプ大統領も
感染してしまったようで混乱は続いています。
そんな中、日本政府が進めている
Go to キャンペーンでは東京もやっと含まれた
ので、飲食業界もこれから息を吹き返して
くれればと思います。
まだまだ先は長いですね!
ぶっちーです。
さて、今回は
「鶏のさばき比べ」
です。
鳥勝は名古屋コーチンの専門店なので、
あまり他の種類の鶏に触れる機会は
少ないのですが、今回は
日本三大地鶏の一つである
黒さつま鶏を仕入れる機会が
あったので、さばき比べをしてみたいと
思います!
勿論黒さつま鶏の仕入れ先は、年明け早々
鹿児島県へお邪魔した際にお世話になった
「とり肉 大作」さんです!
いきなり「と体」の状態から
スタートですが、
左が名古屋コーチン
右が黒さつま鶏です。
今回の黒さつま鶏は「オス」と
なりますので、大きさの単純な比較は
難しいのですが、メス鶏であれば
名古屋コーチンと大体、同じくらいの
大きさになりそうです。
脚の色の比較です。
左の名古屋コーチンは大きな特徴である
「鉛色の脚」で、黒さつま鶏は
黄色の脚です。
もも肉の肉質はやはり双方とも
三大地鶏というだけあって
とても良いです!
こちらはもも肉の、骨を
抜いた状態です。
少し名古屋コーチンの方が
脂身が黄色く見えます。
黒さつま鶏は肉の目というか
繊維質が細かく見えます。
手羽先の比較です。
やはりオスとメスでは大きさが
結構違いますね!
しかし、黒さつま鶏のオスは
名古屋コーチンのオスと
近い皮質です。
こちらはむね肉の比較です。
先程も書きましたが、やはり
脂の付き方が少し違い、コーチンの脂は
黄色がかっています。
首肉とせせりの比較。
正直言いまして、画像だと
差はぜんぜんわかりません。
黒さつま鶏もやはり、
名古屋コーチン同様とても
手間暇かけて育てられたことが
よくわかりますね!
もも皮の比較。
これは名古屋コーチンと
黒さつま鶏の比較というより、
雄雌の鶏皮の比較のように
なってしまいましたが、
左が名古屋コーチンで
右が黒さつま鶏です。
ここで、黒さつま鶏の特徴である
「黒い羽根」の名残を見つけました。
脚の付け根に、黒い羽根が洲少し
残っていました。
機会があれば是非1から捌いて
みたいものです。
と、ここまで画像で比較してきましたが、
肝心の味は現在料理屋さんにサンプルを
お配りして、いろいろ名古屋コーチンとの
比較をして頂いている所です。
かなり良い感想が来ていますので、
そのうち名古屋コーチンと
黒さつま鶏の食べ比べセットとかの
提供が出来れば面白いな~と思っています。
やりたいことはいっぱいあるのに、
少しずつしか計画が進んでゆかない事に
もどかしさも感じますが、この
コロナ禍の中、どんどん新しい動きを
取り入れて行きたいと思います!
それでは今回はこの辺で!
また次回!