水越 たかゆき
BCジャケット。経年劣化による修理不可事例。。
2022年6月18日
こんにちはダグムスの貴之です。
ブログを書いている今は生憎の雨模様ですが、先週はすこぶる快晴でしたのでいつもお世話になっている
バイク屋さん主催のツーリングに参加してきました!
約3年ぶりの開催という事もあり、大凡60台(!)もの台数で行きましたよ。
途中途中の休憩場所で都度集合でしたが誰が誰だか判りませんでしたww
ハーレーあり、スーパーチャージャーありで見応えもあって、
非常に眼福にあずかりました。
今、ちょっとレアなバイクを探してもらってますが自分も早いとこ大型バイクも買おう!
また行きたいですね(^^♪
さて、、
今回のブログは古い車やバイクを買うときにも状態に注意なのですが、
ダイビング器材の中古の器材を買われる際にも
注意!という内容です。
とあるお客様がかなりお安く手に入れたBCJ。
肩から漏れるー。
との事でした。見た瞬間に嫌な予感はしましたが。
(今回はたまたま日本撤退したオーシャニックさんというメーカーの器材ですが、
年数が経てばどこのメーカーにも起こりえます。)
はい、肩口ですね。
簡易チェックには主にリークチェック液を使います。
変色、溶解、錆びなど一切起きません、安全な液体です。
ん~。漏れてますね。。
良く勘違いされますが、接続部ではありません。
パッキンは入ってますし、硬化した感じはありません。
肺、熱圧着で組み立てられたネジ山にひびが入ってます。
いや、割れてます。。
いや分離しかかってます。。
自分の指にも力が入っているようにも見えますが、実際はそこまで力は入ってません。
(念のためですが、修理不可である旨を伝えて了承を得たうえで壊してます。)
熱圧着で作られたBCジャケットはネジ山が捥げてしまったら修理不可です・・。
内部剥離などしてしまった場合も同様です。
保管状況にもよりますが主な要因は経年劣化によるものです。
インフレーター自体は修理出来そうですので何とも勿体ない気もしますが、
もし仮にインフレーターを修理して同型のジャケットを手に入れたとしても
同じような年式ですと同じ箇所が破損したりして使える保証がありませんので。。
今回は新しくBCジャケットの購入をお勧めしました。
機械ものについて・・
よくある話なのですが「壊れる箇所は大体同じ」です。損耗する箇所、素材的構造的に弱い箇所。
これって意外と当てはまりますね。経年劣化の場合でも割と当たっていると思います。
要するにチェックが必要な箇所は大体同じですよー。と小声、で言っておきますね。
なんで小声かといえば、、
中古器材を販売されているお店でインフレータを抉ってチェックしてください!!
とは大きな声では言えませんので(笑)
でも通常の機能チェック以外にも見るべき箇所は結構ありますよー。と参考にして頂ければ。
物のお値段にはそれぞれ理由があります。え?と思うほど高かったり安かったり。
中古の物件は当たり外れもあるので其処らへんはご理解の上、ご自身の判断でお願いします。
結論・・・長い目で見れば通常流通している新品が絶対にお得で安心ですよっ!
ではまたっ。