水越 たかゆき
久々更新。O/Hの仕事、ちゃんとやってます!
2024年2月2日
こんばんは。ダグムスの貴之です。
年明けからブログ更新してません。ごめんなさい。
現況は変わっておらず、官公庁はじめ、一般のお客様からのお預かりの器材も多いです。
めちゃくちゃ忙しいですが、順番にこなしております。いまお預かりしているお客様方、もう少々お待ちくださいませ。
いつもありがとうございます!
速めの納期のご希望は事前にお知らせくださいませ。
忙しくても仕事の内容は変わりません。手抜きは無しです。
楽に直る器材もあれば、非常に時間がかかる器材もあったりします。
当たり前ですけどお仕事ですからね、すべて同じ様に直します。
分解困難な器材にはメーカー指定の工具ではやり辛いものもあります。
そんなときはカスタムというか特注工具です。
やはり剛性とフィット感が違いますね。
ゴリゴリに固まった器材も。。
手で当てて、、、ドカンと一発。
勿論治具を滑らせたりなんかしません。ポイントを押さえてガッチリかみ合っている工具ですからね。
お預かりする器材の中には、
たまに工具を滑らせてしまって器材を傷つけてしまっている物も見受けられますが。
適当な工具で外そうとするとそうなっちゃいます。
ピストン部分が外れるのかは別問題ですね。
かなり固着しております。
専用工具をお持ちで無い方は、無理して外さないように・・。
ダグムスでは薬品、特殊工具など色々駆使して傷つけない様に分解してます。
余り詳しくないところ?がO/Hした場合に割とある事例なのですが
ピストンのシャフトを思いっきりペンチで挟んで外していたりしているところがあります。
弊社にお預かりした器材でもちょくちょく見受けられる事はあります。
絶対だめですよっ!どこの誰がしたO/Hなのか判りませんが、
メチャメチャ傷が入ったりしていると、そのあとのピストンの修復が非常に大変です。
最悪、部品交換になってしまいます。。(真鍮製のピストン系の部品はお高いです。)
ピストンにヘタに傷をつけてしまうと中圧値及び動作性能などに影響が出ますのでご注意ください。
しかし、まぁまぁ酷い状況ですね。薬品だけで落ちないかも。
次回、ちゃんと洗って研磨して復活させます!
使いっぱなしで船底などに置いてあったものと推測されます。
ちゃんときれいにしませう。
1stパーツは金額が高いので極力洗浄研磨で仕上げましょう。
この後磨きます。
特製強酸薬品で洗います。
シュワシュワしてますねぇ。
余分な話ですが、シュワシュワし過ぎるとパーツ自体の腐食を招いてしまって
変形や、しなくても良い腐食を招いてしまいますのでご注意を。
軽く腐食を落としてしまうとこんな感じ。
余り腐食部分を落とし過ぎてしまうと色々難点も出てきますので、
汚れの落ち具合、もしくは頃合いを見て作業します。
後は研磨して仕上げます。
久々更新ですが今日はこの辺で。。
続きはまたっ。