水越 たかゆき
30年近く経ってもO/H
2019年9月18日
こんにちは。ダグムスのたかゆきです。
みなさん、色々工夫してますか?
「いまある道具をより便利に使い勝手の良いスタイルで使っていく」
どこかのキャッチコピーみたいですねw
今回はそんなレギュレーターです。
はいこれ。
一目で見て判ったあなたはかなりのベテランさんです。
上側に写っているホースが斜めになっています。
角度の緩いL字型のジョイントを使われているんです。
こうすることによって旧型のレギュに有りがちな放射線状にしか
取り付けられないホースの取り回しをある程度まとめているんです。
上から見ると判り易いですね。
組む時に取り回しを間違えないで組まなきゃ。
ドライホースとレギュレーターの取り回し方向が同じになるので
ホースを無理に引いて来なくて良くなるので根元にかかる負担が減ります。
作業される方だと思いますが、中々の工夫ですねっ。
今あるAirⅡは5世代目です。
こちらは第2世代。
そのあと、現時点で最も見かけるのはⅢ型ですね。
もう30年くらい経っているかと。
現在のタイプは合理的に部品が組み合わされていますが、
この頃は試行錯誤もあったか、コストに余裕があったのか?
恐らく両方の理由が有ったかと思われます。
とにかく部品点数が多いです。
今なら、こんなところにハズレ防止の金属クリップなんて使わないですね。
インレットボタンも凝ってます。
上二つのOリング、一種B規格のものでは組む時にブチブチ切れて
しまいます。柔らかめのA規格の硬度のリングを使っています。
器材やOリングを触っていると触るだけで大体の硬度基準が判ります。
裏面からの写真忘れましたが、
排気弁の収まっている網目、排気スパイダーと言うそうです。
クモの巣の様だからです。やはりコストが掛かってますねぇ。
此方のオリフィスはネジは無く、空気圧のみでLPシートに
押し付けられる仕組みです。
調整はレバーの高さのみで行います。
ではまたっ。