水越 たかゆき
錆びた空気吸ってますよっ
2019年7月31日
こんにちは、ダグムスのたかゆきです。
つい先日のブログで1999年に「恐怖の大王」は降って来なかったですねぇ。
と書いていたのですが昨日のニュースでしりましたが
小惑星2019OKという物体が地球にニアミスしてたそうで。
滅多なことをネタにしてはいけませんね。(笑)
前回の分解続きます。
インフレーターホース内のバルブコアはちゃんと外します。
内部はちゃんと洗えません。

標準的なホースにはいっているものとは、若干構造の違うバルブコア。
指でもっている状態で判りますが、既にシール材にガタがきているので要交換。
此方で大乗でもお客様に帰った途端に不調になるものもあります。
洗って使えるか、要交換か、しっかり見極めが必要です。

ホースはところどころ網目が緩んでいます。

結構オーバーホールに出されていなかったため、
Oリングの劣化は進行しています。
こうして引っ張って写真が撮れるサイズは少ないので
劣化具合が判り易い写真だと思います。

内部の汚れはそこまで酷くありません。
恐らく稼働時間は短めなのでしょう。

マイフレックスホースに限りませんのが、
やはり長期間嵌ったままのOリングは痛みます。

フィルターの汚れ具合から察するに結構錆びた水を入れたかと。

やっぱり。
1stステージ内のオリフィス周りに赤さびがついています。

錆びた水が入る→
乾いた空気で吹きつけられる→
HPシートにも焼き付けられるかの様に付着します。
典型的なトラブルを呼び込んでしまう事例です。

その他にも空気は廻るのでポペットピン廻りやらにも
絡みついております。
当然、ユーザー様のお口にも入っているものと思われます・・。

今回のレギュはどちらかと言うと内部の汚れの方が目立ちます。
この辺の部品は普通レベルの汚れ方です。

オリフィス周りのoリングも硬化と錆の付着が進んでいます。

フィルターは洗えば何とかなりそうですね。
超音波洗浄機のチカラを借りましょう。
偶にひっくり返した状態でも真っ赤な状態のレギュもありますので。

今日は此処まで。

