水越 たかゆき
Bism チタンレギュレーター&インフレーター修理 (ひどい!)
2022年8月1日
こんにちはダグムスの貴之です。
暑いっ。ですね。
やっぱり気象庁はセミの鳴き声が聞こえてから梅雨明け宣言すべきだと思う今日この頃。
気象庁は、降ってくる雨を舐めて梅雨入り梅雨明け判断をしてるんじゃないかとww
味が変わった!とかって(笑) ・・冗談です
でもやはり自然界の動物のほうが色々よく心得ている気がしてなりませんね。
自然の力的な意味ではこの写真。
Bismさんのインフレーターの内部ですが、見えませんか?
カクカクっとした透明っぽい物体。
穴の正面にいるアイツです。
コンコンッと叩くと崩れてきました。
スプリング隙間などの動作部分に付くと作動不良が起こると思います。
はい、でっかい塩の塊。残った海水が蒸発するとこんな形で固形化していることが良くあります。
念のため、毎回見つけると舐めて「ウっ、しょっぱい!」と確かめてます。。
塩じゃなくてもしかして有毒な物体だったらどうしよう?(笑)
結晶化するときの特性でしょうが、石英みたいな形になっていることが多いです。
昔、理科の教科書で見たこともある方も多いかと思います。
自然とこんな形で固まっていることが結構あるので驚きます。
Bismさんはケアブック という冊子状の保証書が付属しています。
O/Hご依頼の際は一緒に添付してください。
5回分の切り取り方式のチケットが付いています。
無償で指定の消耗パーツ提供されます。
5回分の保証期間が終了してしまった方はごめんなさい。
チタン製の軽量で硬度の高いボディに、さらに
DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)というBism独自のコーティングが施され、
キズや腐食に強く、重厚なブラックカラーとなっています。←メーカーさんの説明。
って傷だらけですけどね。この世に永遠はなく、絶対はありません。
ガンダムの様にルナチタニウムやガンダリウム合金ではナイノデス。。
チタン製でも使えばヘタる、当然のことです。使えば傷も入ります!
それはご自身の器材のの勲章だと思って頂きたいです。
ただ、やはり綺麗なレギュレータには違いありません。
心理的に、、きれいな器材は丁寧に扱おう、なるべく傷をつけないように使おう。
と感じる方は結構いらっしゃるのでは無いかと。
この機種をお持ちの方は割と、状態の良い器材をお持ちの方が多い気がしますので。
どんな器材でも色々な状態に置かれてきたのか見ればわかりますね。
外見はいくらきれいに保てても、内部はこの通り!
使われたので汚れていますw
反対側の写真を撮り忘れましたが、チューブのシャフトに亀裂が入っています。
後程、再生手術致します。
バイオフィルターに限りませんが
アルミ製のネジは実は腐食に弱いためにネジ山が食いつきやすく、中々外れないこともあります。
薄いアルミボディを変形させないようにジリジリはずしてみてびっくり。
なにこの黒い破片・・。
フィルター本体にカビも生えてるしー。
黒い破片はこの蓋です。
バイオフィルターには給水口に蓋があるのです。
これは外側から見た状態。
真ん中に黒い凸があります。コレで給水口を塞いでいます。
内圧が掛かるとピタっと締まります。
崩壊してたら用は為しませんが。
ちょっと長くなりましたが手がかかりそうな器材です。
頑張って綺麗にしましょう
続きます。
ではまたっ。