水越 たかゆき
スキューバプロ MK20レギュレーター(アルミボディ)腐食補修 その①
2020年10月12日
こんにちは、ダグムスの貴之です。
すっかり秋めいてきたと思ったら、今日は暑い💦
せっかく布団を引っ張り出したのに。。
体調管理には気をつけませう。
ちょっとの晴れ間の休みを縫ってバイク乗ったり、キャンプの準備したり
休みの日にもウチにいないよね・・。と嫁に嫌味を言われましたww
趣味たれ親父殿は色々仕事以外にも忙しいのです!
そんなわけで趣味からの派生した修理方法をやってみました。
一時期、と言ってもかなり前からですが、ダイビング業界にも軽量化の波が
来ておりました。現代でいえば軽量な金属といえばチタン製のレギュレーター
が主流ですが、チタンといえばその当時は結構な金額がしておりまして、
あまり一般的では無かったのでした・・。
そこで昔からあるアルミ合金を使ってレギュレーターが作られました。
アルマイト処理した特殊なアルミだから腐食に強い!とか言って売り出してましたが、
海中にて使用する機材に例外はなく、あえなく腐食しておりました。
結局このスキューバプロ製のアルミタイプは、
①最初の真っ黒処理のもの。(腐食が酷い)
②樹脂コーティングされたもの。(樹脂がべたつく、剥がれる。剥がれた所から腐食)
③素地のアルミカラーにアルマイト?処理されたもの。(ほぼ完成形)
以上、大まかに3世代のタイプがあります。細かなマイナーチェンジも含めればもっとです。
文字に起こすと結構変遷がありますね。
③のタイプは現在でもよく見かけます。かなり改良されたと思います。
腐食は相当なレベルまで軽減されました。。
もちろんお手入れ次第ですが。
そして!
今回は初代です・・w
はい、御多分にもれず結構ヒドい目の腐食です。
とりあえず分解してみましょう。
ちょうど残圧計のポートの「周辺」が酷いようで、
Oリング当たり面の腐食はまだイケそうです。
反対側のHPポート。メクラネジがしてあったところですが、
きれいなモンですねっ。
なんでしょう?やはり海水に触れたメッキのホース
との相性もあるのでしょうかね? 電食みたいな現象が起きているのかも。
外装には腐食はあっても内部には海水による腐食などは見受けられません。
これなら治るかな?
逆に言うと外装がきれいでも内部の状態が悪ければ
アルミボディのレギュレーターはO/Hが難しくなるとも言えます。
ヨークナットのネジ山もまだ全然大丈夫ですね。
白い腐食を落としてみましょう。
洗ってから磨いて磨いて♪
はい、まだいけますね!
この時点で穴が開いていたりしたらさすがに修理は難しいです。
腐食は落としましたが、どうやって凹んだ個所をするかな補修するかなぁ・・。
次回に続きます
ではまたっ!